なかなか岡山県北部の山にチャレンジできません。標高があれ
ば涼しそうな気がします。とても熱い8月ですが、意を決して出
かけることにします。主目的は那岐山です。初日に移動して午後
に広戸仙に登りました。那岐山から近い山です。
下山して那岐山の登山口を確認します。まだ明るい時間です。
田園地帯や池のまわりから、山が連なって見えるので美しい景色
です。那岐山の頭に雲がかかってきました。
山の駅を過ぎて菩提寺に向かいます。大イチョウが有名ですが
ほんとに大きい木です。葉が緑色の季節です。紅葉を見たくなり
ました。本堂で明日の安全登山をお祈りします。
夜は風がありました。まるい月が明るく輝いています。晴れそ
うな気がします。広戸仙で汗をかきすぎたのが原因でしょうか?
おなかが痛くなってたいへんです。
帰らなくてはいけないかと考えましたが、朝起きたら治まって
いました。様子をみながら登ることにします。
第1駐車場から歩きます。少し遠回りですが、第2駐車場経由
で川沿いの遊歩道に入りました。しばらくして車道にでます。
名勝の蛇渕の滝を見ます。まだうす暗い早朝でした。
6時前に那岐山の山道に入ることができました。菩提寺にある
登山口からのコースは時間がかかるから、蛇渕の滝のBコースを
登って、大神岩のCコースを下山する計画です。道標がたくさん
あってよくわかりました。
人が多い時間を避けての早朝です。まだ気温が低かったけど、
動くから体が熱くなってきます。山の上は雲で覆われているよう
です。登頂するころには流れるのではと期待していました。
城跡やAコースへの分岐があります。ひたすら山頂をめざしま
す。急坂が続く時は小休止を取りながら歩いています。まだ植林
があります。なだらかな道で息を整えています。
6時半すぎに川を渡ります。そこに5合目の標柱がありました。
まだ先は長いです。汗が増えています。水を飲みながら登ります。
雲の切れ間から日がさし込む時があります。日に当たると朝でも
暑いです。
雲の下にいるから、展望のよい場所ではふもとが見えます。緑
色の田んぼが広がっています。山の駅が見えました。夜に那岐山
を眺めた広場も見えます。標高が高くなっていると感じました。
頑張って登るのですが、6合目や7合目の標柱がありません。
汗を拭きながら歩きます。だんだんキリがかってきました。山上
の雲の中に入ったようです。遠くがキリで見えなくなります。
山頂まであと1kmの標識を見て力が湧きます。そして8合目
の標柱を通過します。少しですが水が流れているところがありま
す。まだ水を1リットルも飲んでいません。3リットル用意して
いました。
稜線です。Aコースと合流して尾根を歩きます。あと500m。
展望がよさそうなところを歩くのですが、白いキリで近くしか見
えません。日本原などの景色を眺めたいものです。
もうここまで来たら山頂はすぐでしょう。まだ樹林を歩くとこ
ろがあります。そしていよいよ標識が見えてきました。1155
mの那岐山山頂です。8時11分です。駐車場から2時間40分
かかっています。小休止が多かったかも。
最初に撮影したいけど、雲の中だから山頂の写真だけになりま
す。白いキリが景色を隠しています。黄色いタンポポがひとつだ
け咲いています。話し声が聞こえると思ったらふたりCコースで
登ってきました。
山頂を観察していましたが、下って三角点峰に向かいます。
下に避難小屋がありました。通過したら神仏ポイントの案内があ
ります。岩が点在している場所です。
もう少し下って、こんどはまた登ります。水場の案内がありま
す。補充は必要ないので行きません。斜面を登りきったら、標高
1140mの三角点峰です。まわりに木がないから展望が良いは
ずなんですが、、、残念。
分岐に標識があります。ここから滝山まで往復してくるつもり
で、Cコースを下山に選んでいました。すぐ先に小屋が見えます。
時間も早いから、滝山への縦走を開始することにしました。
滝山から戻ってCコースを下山する計画でしたが、滝神社への
道を下りたくなりました。おもしろかったのですが、演習地の道
で悩んだのと、炎天下の車道を歩いて那岐山駐車場まで戻るのに
苦労しました。後半は滝山の記録で。。。
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