そんなに長い山行ではないのにホームページの写真が増えまし
た。曇っていたけど景色が望めたのと、分岐が多くてポイントを
つかむためが原因かなと思っています。
広島市の山に登って遠くを眺めた時に経小屋山が目に入ります。
近くに城山があるはずなんですが、稜線がはっきりしません。
いつも気になっていたから確認に行きました。
大野浦駅からすでに山が見えています。海岸から近い山です。
ルートもいくつかありますが、妹背の滝側から登ります。まずは
学校前を通って、新幹線の下をくぐって大頭神社に入りました。
七五三のシーズンです。お参りしたらお祓いをしてくださりま
した。展望台に立ち寄って妹背の滝の雄滝を眺めます。けっこう
水が流れています。
階段を上って川沿いに進みます。民家があります。近くの橋を
渡って左のトイレのある公園に登山口があります。直進したら経
小屋山への近道コースですが下山時に使います。
細い山道に入ります。シダが目につきます。えぐれた道ですが
登っていくと海が見えてきます。宮島が近くにあります。厳島神
社の鳥居が見えました。頑張りましょう。
木があるからなかなかよい撮影ポイントがありません。右手側
に大野権現山が見えます。一番高いところが山頂でしょう。いつ
か大野浦から登ってみるつもりです。右前方に経小屋山山頂が見
えてきました。展望場が開けているからよくわかります。
急なところもあります。ロープをつかんで岩の上にあがります。
この岩には柱用の穴がふたつ開いていました。城山の建物の痕跡
ですね。落ちないようにして景色を楽しみます。
まずは宮島です。駒ヶ林の岩肌が目立ちます。大野の瀬戸の先
にフェリーが行き来しています。向こうからもこちらが見えてい
るんでしょうね。
広島の三角州の方は白くかすんですっきりしません。鈴ヶ峰や
大茶臼山がわかりました。目を左に移すと船倉山や大野権現山が
あります。晴れた明るい景色も眺めてみたいものです。
岩をあとにして少し登りました。すぐに三角点のある城山山頂
につきました。近くだったんですね。展望岩まですぐ戻れます。
標高は266mです。一番高いピークは近くの岩の上だと思いま
す。門山城跡の説明板もありました。
三角点前の岩から景色を眺めます。木が伸びています。宮島の
岩船山や大野浦の町が見えます。カキ筏が浮いています。駅は見
えません。展望場を探しながら山上を歩きます。
馬のたらいに着きました。岩に四角いくぼみがあって水がたま
っています。前回は奥の岩を探していたからよくわかりませんで
した。大きな岩がたくさんあるけど展望のよいところがなかった
です。経小屋山の頭が見えました。
ロープをつかんで急坂を下ります。そして細い道を下っていき
ます。大野浦駅への分岐を通過して登ります。まだまだ体力がい
るところがあります。樹間から城山を眺めます。木が少ないよい
ところが2ヶ所くらいありました。大野浦駅もよく見えました。
小峰のピークをめざしてがんばります。やっぱりシダが覆って
きました。前もそうでした。虫が少ない季節でよかったです。
そんなに抵抗はありません。ピークから急に下るところで、経小
屋山と妹背の滝の分岐がありました。
川沿いを歩きます。ベチャ道が長く続くところがあります。
スニーカーが濡れました。雨の日は通らない方がよさそうです。
水がなくなると楽に歩けました。登山口のあった公園横に到着。
経小屋山が目的なら城山に寄らない方が楽だとわかりました。
同じ道で大頭神社に戻ります。お昼時で静かです。妹背の滝の雌
滝を眺めます。広い岩肌の左隅で流れていました。
大野インターを見て新幹線の下をくぐって北に曲がります。
せっかくだから前空駅に向かいます。のどかな風景です。まだ秋
の花が楽しめます。
たまに城山と経小屋山を振り返ります。城山山頂の岩がよく見
えていました。離れていくと経小屋山の斜面が広く見えてきます。
城山と経小屋山がかさなってきました。こうなると城山の稜線が
はっきりしません。遠くからだとわからないでしょうね。
宮島工業高校の前を通って国道のある海岸にでます。住宅地を
通って駅に向かえば近いけど、海岸から海を眺めたいと思います。
お昼なので食堂に立ち寄ります。食後にもう少し歩いたら前空駅
に着きました。
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