去年高鉢山に登った時に黒滝山があるのを知りました。いつか
前飯谷地区から登ってみようと考えていたところです。
弥栄ダム周辺のサクラがきれいなのですが、まだ咲いていない
3月に黒滝山に登ることになりました。車なので小瀬川からチャ
レンジしようと思います。弥栄トンネルの前後が登山口です。
1日晴れの予報。国道186号線を通って弥栄ダム湖畔の白滝
公園に着きました。10時前です。赤い白滝橋を通ります。
黒滝山の山頂が見えているのか悩みます。
見えていなかったようです。展望岩が少し見えていたようです。
下山時に確認しました。橋の下の水が透き通っています。すぐ先
のダム湖に流れています。
ダム湖は藻が生えているような緑色で、透明感がありません。
小瀬川は広島山口県境です。対岸に岩が多い白滝山が見えます。
こちらもピークの山頂がまだ見えない位置のようです。
トンネルに入ります。オレンジ色の電灯がついています。車が
通ると大きな音がひびきます。歩行者通路が1m以上あるから安
心して歩けます。5つのトンネルがあり、その間でダム湖と白滝
山を眺めることができます。
長いトンネルです。第一トンネルをでたら公衆電話があります。
ここに3台駐車スペースがあります。すでに車があったから公園
にとめました。
10時20分。ここからスタートして、トンネルの反対側
(駐車した白滝公園の方)に下山する計画です。
山道に入ります。赤テープがまだ新しいです。踏跡をたどって
トンネル入口上の斜面を上ります。山道のそばにシダが生えてい
ます。急です。急な道だからふんばって体を押し上げていきます。
すぐに弥栄橋が見えるようになります。まだ木が邪魔します。
太い木が少ないです。岩場なので隙間から根を生やしている感じ
です。道が乾いており砂で滑りやすいです。慎重に登ります。
汗をかくから上着を2枚にします。まだ新緑がなくて日が差し
込んできます。日焼け止めを塗っています。
白滝山が大きく見えてきました。黒滝山はあちらよりも高く登
らなくてはいけません。北に瓦小屋山や三倉岳が見えてきますが、
樹間からなのでまだ見えにくいです。
景色を写しながら登っています。ロープ場が2ヶ所ありました。
急で滑りやすいとこです。木や岩を確認してつかんで登っていま
す。岩があったらよい展望が得られるか確認しています。
とてもよく晴れているのですが青空というよりは黄色くかすん
でいます。特に遠くがかすんでいて見えません。黄砂の影響のよ
うです。
太陽の方向の南は逆光で光が邪魔します。南東に周防大島がう
っすら見えているようですが、写真には写りそうにありません。
息が切れますが休みながら進みます。体力を使うから、脚力の
ない方にはお薦めできないと思いました。ストックを使用してい
ます。どんどん高度を上げて、下から見えていた大きな岩壁に近
づきました。
登山口から1時間経過。山頂近くの分岐です。右に下って展望
が得られるか確かめにいきます。踏跡がはっきりと続いています。
どんどん下るから戻るのが不安になります。岩場から引き返す
ことにしました。ここの樹間から海と阿多田島が見えました。
やはりうっすらとした景色です。
分岐に戻って1分くらい歩きます。ピークに黒滝山の板があり
ました。559mの山頂です。広くありません。木に囲まれてい
るから展望がありません。北にある展望岩に向かいます。
分岐があったので左を選択。下ってまた登るようなコースです。
途中展望のよさそうな岩がいくつかあります。見に行くためには
用心しなくてはいけません。ふたりすれ違いました。早く登られ
たようです。
展望岩の案内板がある分岐。左に少し上ったら岩場です。
斜めになった岩だから安全なところで景色を眺めなくてはいけま
せん。端っこは恐いから遠慮しました。ビデオ撮影をします。
白滝山が目の前です。岩が多くて険しそうです。こちらよりも
登山者が多い山です。昔の城跡で井戸跡や祠などもあります。
山上の岩をズームして見ると何人かいました。お昼休憩中です。
私たちもごはんにします。
位置を変えながら景色を眺めます。北に瓦小屋山や三倉岳が見
えます。三倉岳の岩肌は目立ちます。左の奥には羅漢山がありま
す。白っぽいです。その間に寂地山や吉和冠山があるはずですが
どこが山頂になるのかよくわかりませんでした。
小瀬川沿いにスタート地点の白滝公園があります。車が4台見
えました。錦帯橋の方向に岩国山や城山があります。弥栄大橋も
よく見えます。近いのに白っぽいのはやはり黄砂などが影響して
いるようです。黒滝山ピークは細い木の向こうに見えました。
40分休憩しました。12時半に下山開始。分岐から縦走コー
スへ。すぐにまた分岐があるのですが、赤テープに高鉢山と書い
てあったからそちらの右に進みました。
左が国道に下る近道だったのかもしれません。高鉢山の峠に続
く直接の道がこちらにあるとは思いませんでした。
岩場で景色を見ながら歩きます。赤テープが多いから悩むこと
はありません。高鉢山の文字も書かれています。6人の団体さん
が展望のよい岩の上でお昼休憩中です。
この岩場から時計回りにまわり込んで、見えている砂地の峰に
向かうことになります。高鉢山の頭が見えています。近いです。
それまでに北に下る道があると思ったのですが、、、
黒滝山から離れていきます。峰を越して進むアップダウンの道。
道がよくわかります。目印もあります。鞍部に左に下る道がない
から完全に高鉢山に向かっていると実感しています。
最後の峰のピークから下る時に高鉢山がきれいに見えました。
そして13時半に懐かしい峠につきました。以前ここから高鉢山
に登っています。
まだ早い時間だから高鉢山に登ったらよさそうですが、初めて
の道を下ることにします。こちらもテープやリボンがあって道が
わかります。川沿いになると道が広くなりました。川を渡るとこ
ろもあります。楽しい森林浴です。
気にしていた分岐がありました。黒滝山から直接ここに下りて
きたかったです。いつか確認することもあるかもしれません。も
う少し下ると赤テープが上になりました。川から離れるようです。
土砂崩れでもあって迂回しているのかな? 細くて歩きにくい
山道ですがテープが続いています。斜面が崩れて半崩壊している
道があります。歩きにくいです。こけないように注意して進むと、
道がよくなりました。最後は林道かなと思う広い土道になります。
車道に下山しました。特に登山口の案内はありません。弥栄ト
ンネルが見える国道に戻ります。白滝橋のところです。ここから
公園はすぐです。
黒滝山に日がよく当たって、朝よりも岩がきれいに見えます。
ズームしてピークに岩が見えました。お昼休憩した展望岩だと思
います。このあと車に乗って帰りました。
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