早いもので平成26年もあとわずかになりました。できれば最
後に体力を使う山に登りたいと思っています。標高が700mく
らいある山が手頃です。
窓ケ山は一度登頂していますが、魚切からのルートを歩いてみ
たいと思っていたので、年末だけどチャレンジしに行きました。
大晦日の午後が雨の予報なので前日にしました。雲はあります
が晴れています。自転車をこいでいくと体が熱くなり、ポカポカ
陽気を感じながらの山行になりました。
八幡川をさかのぼります。新年を迎える準備の終えた八幡神社
にお参りしました。すでに窓ケ山が見えています。西峰と東峰が
あるので見つけやすい山です。
車道を移動しています。バス路線です。坂がきつくなったので
自転車を押して歩きました。帰りは楽なはずです。地図を見てト
ンネルを抜けました。すぐに分岐の道があり、登山口案内があり
ます。バス停のそばです。
まだ民家がある車道を上っていきました。窓ケ山に近づいてい
ます。青空が背景になって美しいです。おんな岩などの大きな花
崗岩が明るく見えています。
最後の民家をすぎて小さな橋を渡ると、山道の入口がありまし
た。少し上にも登山口がありますが、西峰コースで登ることにし
ます。木陰の山道に突入しました。
落ち葉を踏む音を聞きながら標高を上げていきます。ゆるやか
になったところにベンチがありました。そしてまた急な坂になり
ます。
段が作られています。両方が壁のえぐれた山道があります。息
を切らしながら登りました。あと900mとあと500mの標識
を見ました。その間は400mですが15分以上かかっています。
休みながら登るルートですね。やがて岩が多い道になります。
たまにロープがあります。大きな岩が見えたら、そこから展望が
あります。狭い場所ですが瀬戸内海が見えました。そしておんな
岩が見えます。あともう少し頑張れば山頂です。
展望のない山道に戻って進んでいきます。白い雪がところどこ
ろにありました。山の上は冷えるんですね。しばらくすると分岐
の標識がありました。
白川からの中国自然歩道と合流です。あと50mです。少し下
って、見ごたえのある岩の間を通るとピークに到達しました。
三角点があります。大きな岩に上がって南を眺めます。先ほど
の岩場よりも視界が広がっています。白くかすんでいますが海が
見えます。似島、西能美島、宮島が見えています。
海岸から町が広がっています。鈴ケ峰や極楽寺山も見えました。
大きな木がある山頂です。あとは樹間から東峰が見える程度でし
た。
岩の上で熱いカップうどんを食べてお昼にしました。汗をかい
たシャツを着替えています。風の音がしていました。
体が冷えない内に進みます。すぐ下に首なし地蔵があるので拝
んでいきます。その下におんな岩があります。この上からの景色
がきれいです。
歩いていたふもとの車道が見えます。西の方に魚切ダムがあり、
窓竜湖が輝いていました。今度は五月ケ丘の向こうに大茶臼山が
よく見えます。その左に丸山や火山が続いています。
目を戻して己斐峠の向こうを見ると、広島の町が見えていまし
た。かすんでいますがカメラでズームすると高いビルがたくさん
見えます。岩から眺める時は落ちないように注意しましょうね。
山道に戻って鞍部へと下ります。雪が残っている影の道です。
鞍部のキレットは岩に囲まれたお城みたいでした。休憩場になっ
ているようです。
続けて東峰に登ります。岩場です。クサリがありました。北部
の東郷山が見えないか探しています。途中、ロッククライミング
した跡がある岩を見つけました。
さらに登ると分岐の標識があります。ここからピークを往復し
ますがすぐです。まず南側の岩に立って東郷山を眺めました。
山頂になにか特徴が欲しいです。
左に目を移すと阿弥陀山があります。中腹に車道があります。
さらに左に大峯山があります。その左にはさきほどいた西峰が近
くにあります。
岩から下りて移動します。山頂の八畳岩に上がりました。ここ
からまた瀬戸内海を楽しみます。くっきり見える天気の時にまた
眺めたいものです。
分岐に戻って下ります。間違えないように確認します。7合目
の看板があり、ここにも展望岩がありました。そしてもう少し下
ると、中央登山道と五日市(魚切)への道の分岐があります。
えっ、、、予定の五日市への道が細くなっています。不安なが
らも進んでいきました。たまに木にテープがついています。水の
音がしたので眺めると滝がありました。
砂で滑る山道を下っていくと沢沿いの道になります。荒れてい
る感じです。景色のよいところを探したいけど、道をたどるのに
集中しました。
わかりにくいです。さらに斜面を回り込む道は歩きにくいです。
けっこう体力を使います。半分めんどくさくなる道です。ストッ
クは使っていません。スニーカに砂が入っています。
この東峰コースは登山時につかったらよかったと感じました。
最後の渡河の時です。小さな石の上を踏みましたが、動くのでバ
ランスを崩しました。こうなったらうまく転ぶしかありません。
川に入って靴を濡らしました。あと手袋も濡れました。たまに
こんなミスをします。皆子山、六甲の時と同じでうっかりしてい
ました。このあとすぐに車道に合流しました。
東峰コースの登山口です。ここから約50m下ると、最初の登
山口でした。このあとは帰るだけです。たまに山を振り返ります
が天気がいいです。バス停で地図を確認して帰りました。
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