7年半前に三倉岳に登っています。あの時は栗谷支所バス停か
ら歩いて登り、瓦小屋山から稜線経由で不明瞭な道を下りました。
今回は車で行って駐車場から周遊します。
梅雨入りしている6月だけど、さわやかな晴日が続いてます。
昨日よりも雲があります。9時半すぎに駐車場からスタート。
車がたくさん停まっています。広島県で人気の三倉岳。
キャンプの人もいます。
最初は車道横の歩道歩き。キャンプ場の設備があります。車道
から三倉岳の3つの岩が見えてわくわくします。Bルートの入口
から遊歩道に入ります。懐かしい道です。
テーブルがあちこちにあり、テントを張る場所が見えます。植
林帯を通ってまた自然林に入ります。木陰の山道、まだひんやり
しています。鳥が鳴いています。
ベンチがある展望場。ふもとが見えます。標高が上がって、傘
山が見えます。上の展望場が楽しみ。整備されているきれいな山
道を登ります。急になりましたが、岩を見て楽しんでいます。
ロッククライミングの人がいます。集中しているから声をかけ
ません。鳥が鳴きます。虫がいないので楽です。今年は少ないよ
うに感じます。たまに分岐みたいなのがあるのでよく確認。道標
が多いルートです。
稜線の分岐に到着。右に30m登ったら朝日岳。ピークに岩が
ありますが、よい展望ではありません。すぐ下の岩から景色がい
くらか望めました。中の岳の方が広く見えます。そちらに向かい
ましょう。
分岐から90mで中の岳ピークですが、クサリ場があります。
このクサリが人気の理由のひとつなのでしょう。十分注意しなく
てはなりません。乾いてる岩の上を歩いてピークに立ちました。
安全柵のようなものはありません。落ちる可能性があるから慎
重に行動。安全を確保して眺めると、目の前に広い景色が広がっ
ていました。晴れてよかったです。
南東の傘山が目印。左へと目を移します。玖波駅方向の左に経
小屋山があり、その奥に宮島の弥山や岩船岳が見えます。さらに
奥にうっすらと見えるのが、西能美島や倉橋島。弥山展望台を撮
影したいけど写りませんでした。
弥山左手前には船倉山があり、左の大野権現山に稜線が続いて
います。東よりもやや北寄りの大野権現山は、ぼこっとした頭が
特徴です。その左奥が広島市の三角州ですがかすんでいました。
野貝原山やのうが高原の稜線が見えます。電波塔があります。
左手前に目を移すと、上勝成山や下勝成山があります。山頂の電
波塔をズームして確認。三倉岳から近いなと感じました。
下勝成山の左奥に大峯山があります。1040mの大峯山は見
事。その右奥に阿弥陀山や東郷山がありますが、白っぽいシルエ
ットでした。遠くの景色が見えるのがおもしろいです。
南東から西の方の景色を眺めます。小瀬川の向こうは山口県の
山々。ここからは羅漢山が見えませんでした。西側にはここより
も高い夕日岳がそびえています。岩場から下りて向かいます。
樹林帯を通ってまた登ります。こちらにも長いクサリ場があり、
足場が安定するところまで一気に登るために息を整えます。クサ
リをつかむ時は、前後に人がいないかの確認が大事。人がいない
時に通過しました。
人の声がします。お昼休みしている人たちの声です。ピークは
木が少しあるので、展望が狭いのですが、羅漢山などが見えてい
るのが楽しいです。観測所の丸いドームを確認。左奥に見えてい
るのが大将陣だろうと思います。
少し移動して展望がよい岩の上から眺めます。こちらは南西や
南の景色がよく見えます。先ほどの中の岳ピークも少し見えてい
ますが、木が邪魔しています。
岩の上を歩いたら見えるところに行けそうですが、危険なので
やめました。展望は中の岳でじっくり見ておいたらいいですね。
瓦小屋山を眺めてから、三角点に向かいます。
鞍部の分岐に倒壊した小屋があります。あとでここからAルー
トを下ります。自然林を往復して山頂に行きます。11時半前に
702mの三倉岳山頂に着きました。展望はありません。
広くないけど端っこでお昼を食べます。少し風があるから助か
ります。ひんやりしたさわやかな空気。スマホを見てから下山開
始。20分滞在。三倉岳は中の岳や夕日岳が目的の人が多いのか
もしれません。
今回は瓦小屋山に行きません。ほんとは行きたかったけど、、、
分岐に戻ってAルートを下ります。初めて歩く道、きれいな石段
が整備されていました。段差があるところはゆっくり下ります。
7合目を通過して沢まで下りました。きれいな水が流れていま
す。何回か渡河することになります。6合目には岩屋がありまし
た。おもしろいです。5合目にも目立つ岩がありました。
下っていくと4合目小屋への道標がある分岐。管理がよい道は
小屋の方ですが、Aルートと離れて沢を渡ってBルートに向けて
下ります。細めの道、踏跡はわかります。道標がないから注意。
5分かからずにBルートに合流。登山時の道を下ります。キャ
ンプ場の別の遊歩道を歩いてみました。またBルートに合流して
車道が見えてきます。キャンプ場横を下って駐車場に戻ったのが
12時半、スタートから3時間経っていませんでした。
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