今年は8月11日が山の日の祭日です。熱い日が続いています。
以前小雨の中で登った中野冠山に、再度登頂しようと思います。
青空が広がる日に決行できました。セミがよく鳴く8月です。
国道186号から車で移動。目の前に中野冠山が見えてきまし
た。大きい山ですがそんなに高く感じません。ここらの標高が
600mを越しているからでしょうね。
今回は違う山道で登下山したいと考えています。8時半過ぎに
大歳神社から歩きます。朝ですが太陽が高くなって、熱い日ざし
を受けます。外に出ている人がいません。たまに車が通ります。
民家が点在しています。キヌガサソウなどの夏の花が咲いてい
ます。左に中野冠山登山口がありました。今回は先に一兵山家山
に登ります。下山はここです。頑張りますよ。
サイオトスキー場の案内を見て車道を進みます。緑色の田んぼ
が広がっていますが、その奥にゲレンデが見えてきました。高杉
山です。冬は賑やかそうですが、今は静かな熱い山肌です。
分岐を通過。ヤオノ谷峠に通じる車道を見ました。あの奥の山
の稜線を歩くのでしょう。次は池田橋のある分岐。左の車道は前
回一兵山家山から下山時に使用した道です。今回はパス。
すでに汗をかいています。水1.5リットルではちょっと不安
があります。長居するつもりはありません。木陰の道になると助
かります。
来尾峠が見えました。右の駐車場に2台とまっています。天狗
石山に登っているのでしょう。左の登山口から山道に入ります。
早くから急坂を上ります。ゆっくり登ればいいのですが、、、
木の影が濃いところを見たらそこまで歩きたくなります。自然の
木が美しいです。標識はないけど道がよくわかりました。
標高が上がっていきます。樹間から高杉山が見えます。北に崖
が崩れて展望が得られました。天狗石山が見えます。雲に隠れる
ことなく見えるのがいいですね。山上の展望台が見えません。山
頂の左に電波塔が見えました。近いうちに三ツ石山に登ります。
アップダウンがあります。939m峰から少し下ると、池田橋
に通じる車道への分岐です。ここからは以前歩いた道です。また
上りですがそんなに距離はありません。高杉山を見て歩きます。
10時に一兵山家山の山頂です。標高952m。記憶に残って
います。やはり展望がよくないです。前回のように花が咲いてい
ませんが、チョウチョが飛んでいました。青空も見えます。
南西に向かって縦走します。樹間からスキー場や南の山を見な
がら歩きます。ブナの木がある楽しい道です。手入れされている
ので、草に当たることなく歩けます。木陰はさわやかです。
迷うことなくどんどん進んでいます。杭を発見、933m地点
だろうと思います。水を飲みながら進みます。林道終点の広場か
ら天狗石山が見えます。この道も池田橋に通じています。
下ると看板があります。西に分岐している山道にリボンが続い
ているのが気になります。私は急斜面ります。この右側の木が少
なくて、西から北の景色が見えました。雲月山の草原が見えるの
がおもしろいです。
樹林に入って明るいピークにでます。ここが940mのノベリ
山のはずです。道のそばに三角点を見つけました。展望が少しだ
けあります。日なたは暑いから先に進みます。
木々を見ながら歩いています。1回蜘蛛の巣にひっかかりまし
たが、そのあとはなかったです。たまにまとわりつくアブがうっ
とおしいです。風が来ると気持ちいいです。そんなところで立ち
休憩をしています。
左に山道がありますがそのまま通過。しばらくしてヤオノ谷峠
に着きました。ここも地図を見たら車道があります。広い道があ
りますが、私は山道を登っていきます。
中野冠山への急登になります。たまに木に手をあてて休んでい
ます。時間があるから何度も休んでいます。夏は体力が消耗しま
すね。さすがにここは時間がかかりました。
ゆるやかになって分岐です。下山時はここから下りますが、ま
ずは山頂に行きます。草原のイメージが強いのですが、まだ低木
があります。北東から東の展望が開けているので気が休まります。
12時前に中野冠山に着きました。標高は1003m。広々と
した草原です。西側に低木が茂っています。前回と違って遠くが
よく見えます。さっそく写真を撮りながら眺めました。木陰がな
い熱い山頂です。
やはり展望が良い北東に目が行きます。山が近いから天狗石山
と高杉山がきれいです。その間に阿佐山の頭が見えるんですね。
高杉山の右奥に毛無山が見えました。近く感じます。
スキー場のふもとを見ると緑の田んぼが広がっています。朝歩
いた道が見えています。来尾峠へと続いていますが、その左に一
兵山家山があります。あそこから山々を歩いてここまできました。
南の方は遠くに山が見えます。熊城山、龍頭山、大丸峯、深入
山、恐羅漢山など、はっきり見えたらいいのですが、白っぽい景
色です。山頂に案内図がないのが残念です。
南西は少し山が近くなります。大佐山はゲレンデが見えるから
特定しやすいです。今年歩いたゲレンデです。左には掛頭山と臥
龍山があります。掛頭山もゲレンデがありますが少し見にくいで
す。山上に電波塔がある山です。
雲が少ないから景色がよいです。雲月山も撮影したいのですが、
西は木の間から少し見えていました。雲月山の草原の山上が見え
るのはよかったです。ピンクのナデシコがひとつ咲いていました。
空気がおいしいけど、暑いから少し下って低木の影で休みます。
水を飲んで荷物を整理します。パンを食べたら水がたくさん必要
です。13時までに下山できると予想していました。
12時7分に下山開始です。長居しません。才乙中に向かいま
す。樹林帯を下るのですぐに展望がなくなります。最初は急でし
たが、やがてじぐざぐと下ります。植林が少しありました。
黒いホースから少し水が流れています。きれいで冷たい水です。
ありがたいですね。1リットルほど給水しました。飲みながら歩
くとさわやかです。
水場からほどなく車道に合流して、民家が見えてきます。登山
口まで30分かかりませんでした。展望を楽しむのがメインなら、
この登山口から中野冠山を往復するのが早いですね。
熱くなった車道を歩きます。大歳神社に戻りました。ここの手
水も山水でとても冷たいです。少し休んで落ち着きました。もう
ひとつ登りたい時間ですが、夏バテを警戒して帰りました。
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