中国道を走行していると、窓から海見山がよく見えます。近く
に電波塔がある山がもうひとつなくてはいけません。よく見ると
わかります。それが猿喰山です。「さるばみやま」と言います。
「さるまみ」と書いてあるものもありました。
地図では山頂まで車道があります。気になっていましたがやっ
と登る機会がありました。
天気はくもりの予報です。遠くの景色を期待していません。
千代田ICをでて9時半前に上小南で下してもらいました。この
まま田園風景を見ながら国道261号線沿いに歩きます。
すでに海見山が大きく見えています。南東の方には大掛山があ
ります。可部冠山も見えてきます。車がよく通りますが歩道があ
るから歩きやすいです。
道を知っていたら西側住宅地の道を歩くこともできます。今回
は下山時に使っています。猿喰山の頭が見えてきました。近づく
につれて大きく見えます。山頂の電波塔がわかります。白いとこ
ろがあるから雪があるようです。
中国道が見えてきました。くぐって右に曲がっても行けますが、
別所口のバス停を確認して、手前に戻って右に曲がりました。
ここから猿喰山がよく見えます。
車が少なくなります。天気が晴れて日が当たるからのんびり歩
きます。鳩がたくさん飛んでいました。イベント用の鳩を飼って
いるんでしょうね。
別子集落前を通って、物流団地への広い道を横切ります。この
先は舗装されていますが狭い車道になります。入口にうすくなっ
た猿喰山の案内板がありました。頑張って歩きます。
川の音を聞きながら、細くて長い松の木を眺めます。これから
道が曲がりくねっていきます。猿喰古墳がありますが、石があっ
ても石室かどうかわかりませんでした。
谷部に川があります。道のすぐ横が滝になっていました。さら
に進みます。たまに離合できるスペースがあります。陰部に雪が
残っています。
ほんとならまだ雪が多い季節なのに、温かい日が続いたからか
溶けて少なくなっていました。雪でも車道なら楽勝と思って来ま
したが苦労はなさそうです。
展望場が欲しいです。電柱のところから北東の千代田の街が見
えました。千代田ICや道の駅の屋根の大太鼓も見えます。山頂
の展望に期待します。
距離が短いから気にしていましたが、やはり急な道です。息が
きれますが撮影しながら登ります。作業車がたまに上がってきま
した。
南に進んで右に大きく曲がります。ここの左に山道があります
が草が多そうです。落葉樹が多くなると道が明るいです。
また北側に回り込みます。道の両側に雪が残っています。そし
て電波塔の建物が見えてきました。作業の人に挨拶をします。
雪が少ないから点検が楽でしょうね。
最後にUターンしたらすぐに三角点が見えました。猿喰山山頂
です。796mあります。かなり雪が溶けています。
小広場なので日がよく当たっていました。
木が伸びているから背伸びして景色を探します。東から南東の
方に山が見えます。大掛山や可部冠山のようです。やはり木が邪
魔。南も海見山が木の間から見えているだけです。瀬戸内海を望
んでみたいですね。
西も北も木がありますが、少し間から見えています。遠くの高
い山は白い雪山です。毛無山や阿佐山のようです。近くの龍頭山
を木がないところで見たいものです。
小さな道を見つけました。5m下りたら小型のアンテナがあり、
ここから南西や西の景色が良く見えます。石仏山や大丸峰の方で
す。山がたくさん見えます。
どれがどの山か地図を持ってきて確かめればよかったです。
ここに展望台と展望図があればうれしいですね。
山上を散策したので下山します。同じ道です。ストック使って
いないから足が疲れそうです。登りと違って早いです。作業車が
また1台上がってきました。
赤い消防車も来ました。けっこう車が通る日です。下りで古い
ピンクリボンのある山道を見つけました。地理院地図にある山道
みたいです。荒れている感じでした。
車道を下って別子に戻ります。パンを食べながら歩きます。
天気が晴れてよかったです。このあと国道261号線にでて帰り
ました。
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