広島市三角州の町から吉和方面に行こうと思えば、どのルート
で行こうか悩みます。国道186号に向かうことはわかるのです
が、道が曲がりくねって遠回りみたいで、、、
湯来温泉を通過する道を選択。県道は走りやすかったです。
186号に合流して吉和方面に、、、廿日市市に入って女鹿平山
が見えました。吉和IC近く。行き過ぎたので戻ります。
道沿いにカエデの紅葉があります。日が当たってきれい。登山
口の坂原は安芸太田町でした。高速道が近くに見えます。9時半
過ぎに山道に入ります。気温は7度くらい。
水道設備まで広い道。川の水の音を聞きながら歩きます。設備
前で道に悩みます。左に鉄網の道がありました。こんな道がある
とは、、、踏んでも大丈夫。道が狭くなって急になっていきます。
明るい所にきれいな木があります。地図にあるトチの木。昔は
畑があって食料となるものも植えていたんでしょうね。低いけど
石垣がありました。
谷に日が入り込む時間です。透き通った水がきれい。沢を渡る
ところもあります。豪雨などの影響で倒れた木がけっこうありま
す。目印を確認して進みました。
道が急になり、斜面をジグザグ。展望がありませんが、紅葉し
た木々が目を楽しませてくれます。光が当たったきれいな赤い紅
葉を撮影。緑色の葉っぱも光を浴びるとかがやいていました。
モミの巨木を通過。札がありませんが、地図にあるモミです。
見事すぎ。伐採されなくてよかったです。なんども立ち止まりな
がら休んでいます。カエデは少ないけど赤い色があったら目立ち
ます。植林帯も歩きます。
上の方まで水場があります。たくさん流れているから稜線が遠
そうに感じます。尾根にでたら明るくなりました。まだ急坂あり
ます。あと15分くらい息を切らして登ったら稜線の分岐に到着。
11時前、きれいな案内板があります。立岩山50分、頑張り
ましょう。まずは下ります。そしてまた登ります。この稜線の道
が、「えっ」と思うくらい広くてきれいです。
落ち枝がないから誰か手入れしてくださっているようです。
音を立てて落ち葉を踏んで歩きます。落葉した今は樹間越にまわ
りの景色がうっすらと見えます。
白い幹の木がきれいです。紅葉の撮影会。パシャ。ササもあり
ます。廿日市市と安芸太田町の境。どんどん進んで小峰を通過し
ます。前方に立岩山が見えますが、きれいに撮影できるところが
なくて残念。
右の木が少ないので、1mほど入ったら南の景色がよく見えま
した。高いのが大峯山。瀬戸内海見えないかな? 海岸から離れ
ています。樹間から登山口近くの高速道が見えていました。
岩が増えます。ロープのところを上ったら、左手側の西の景色
がよく見えました。岩に立って眺めます。大きくそびえているの
が十方山です。どこが山頂かな。今日も誰か登っているでしょう。
歩いてきた南の方に日ノ平山があります。あとで行きますが、
その右奥に女鹿平山。白いところが人工雪をためているところの
ようです。その奥に吉和冠山。山口島根県境辺りです。
十方山のふもとの立岩貯水池を眺めます。日が当たって明るい
です。周辺の自然林も黄色と茶色の紅葉が山を彩っています。
いつかまた十方山に登るつもりでいます。
もう少し歩きます。低いけど木があるから写真撮影が難しいで
す。拝みたくなるような岩がありました。ここが地図にある立岩
観音跡でしょうか。昔お奉りしていたのでしょう。
三角点が見えました。11時半です。スタートから2時間で登
頂。標高は1135m。狭い山頂だけど、北西、北、東、南東の
景色が望めます。休みながら景色を楽しみます。
やはり十方山が圧巻。吉和冠山は木で見えません。恐羅漢山は
十方山の奥、山頂見えているのかな? 北に深入山、臥龍山、雲
月山などが見えています。山頂に目印欲しいです。
稜線が1109mの市間山に続いています。1時間ちょっとで
行けそうですが今回はパス。日が当たったり陰ったりしています。
阿佐山や龍頭山も見えていると思うのですが。
南東を向いてお昼を食べています。山の間が低いからなんか見
えているのかも、、、まさか海では、、、
ズームしたら広島湾でした。
ここから見えるんですね。感激です。三角の島は峠島だと思い
ます。広島の町が見えたらすごいのにそこまでは無理でした。
12時に下山開始。戻る時は体が軽いです。もう一度吉和冠山
を眺めます。そしてリズムよく歩きます。20分ちょっとで分岐。
10分と書いてある日ノ平山まで往復してきます。
ササが生えていますが踏跡がわかります。アップダウンして山
頂に到着。標高1091m。地理院地図にはここが立岩山山頂に
なっています。なんでかな? 三角点はササの下に隠れていまし
た。木があるから展望悪いです。
往復15分使いました。いよいよ稜線から下ります。下って思
ったのがこんなに急坂だったんだということです。こけないよう
に。足も傷めないように。どんどん下ります。
モミの巨木の横を通過。沢沿いにどんどん下ります。谷の下の
方は日が当たらなくなっていました。水道設備の横を通って、
13時半に坂原口に下山しました。約4時間の山行です。
まだ早い時間ですが、また湯来温泉を通って帰りました。
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