5年前に登った天上山。一松寺から往復しましたが雪道で苦労
しました。しかも上の車道で山道探しに悩みました。山頂の三角
点は雪の下です。もう一度登ろうと考えていました。
1日晴れマークがでたから決行します。最近はお泊まりしてい
ない限り遅めの出発です。なおさなくては。早くでかけて余裕が
ある山登りがいいですね。
湯の山温泉がある国道433号線を3往復しています。矢神原
のバス停があるはずなんですが、、、木藤あたりで悩んでいます。
また一松寺からの往復よりも、初めての道を歩きたいです。
きれいな舗装路があったから入りました。不安ですが位置的に
これです。運転していくと社が見えました。当たりです。駐車ス
ペースもあります。楽に運転して登山口まで来ました。
お参りしてから山道に入ります。10時半すぎ。登山口の看板
があるからよい道だろうと思ったのは間違いです。最初は苔むし
た岩を見ながら歩きました。川が気になります。
たまにあるピンクリボン。あれっどっち? 川の左の岩で道の
先が見えていません。注意して岩を越えたら道がわかりました。
植林の道を歩きます。けっこう枝が落ちています。
また川の左を歩きます。日がさし込んでいるから明るい川です。
太陽に照らされた水がとても美しいです。輝いています。小さな
滝がありますがどれも見ごたえあります。たくさん撮影したくな
ります。
いよいよ最初の渡河です。岩が濡れているから注意して渡りま
す。時には手で岩をつかみます。踏跡を確認しながら歩きます。
どこが道なのか不明瞭です。リボンがあったら正しいと感じます。
それにしても谷にある川なのに光がよく入ってきます。お昼時
間だからでしょう。そうするとこの時間のスタートがよかったの
かも。川の散策だけでも楽しめます。
こっちだと思う道を進みます。その先にリボンがなくて間違い
と気づきます。2回ほど20m以上戻りました。こんなガレに上
がるのというところにリボンがある場合も。浮石に注意です。
幅が広い川原に石がごろごろ。ルートを知らないと無理して岩
を越えたりして運動量が多くなります。水が流れているところは
避けています。このコースは悩むなと思いました。
2本の木がかけてあります。丸木橋とはこれなんですね。コケ
があって濡れていて滑るでしょう。どうするの? やはり下を渡
河します。ロープがありますが、増水していないから楽でした。
この後は川沿いに土道です。土が崩れて狭くなっているところ
が多いです。歩きにくいです。川原を歩きたくなるのを抑えて土
道を歩きました。やがて小さな沢を渡って、急坂を登り始めます。
川から離れて高度を上げていきます。倒木で悩みます。何度か
曲がりながら登っていくとササが増えてきました。ササ道です。
足下が見えません。体が入るところが正しい道です。見ていた
らササの葉が少ないからなんとんくわかります。虫が多い夏でな
くてよかったです。たまに目印を確認しています。
息を切らして登っています。ピークだと思って上がってもまだ
先があります。大きな松の木がいいですね。たまにイバラがあり
ます。左前方に天上山が見えるようになりました。樹間からです。
時間をかけて760m峰に着きました。ピークからゆるやかに
アップダウンをして進みます。まだササが多いです。天上山の方
向になっているから安心しています。
760m峰から早く道路にでると思ったのに時間が経っていま
す。けっこう早いペースなので体力が消耗しています。下山時に
体力があるか心配。最後は下って舗装された車道に合流しました。
木の標識があります。前回確認していた場所です。あの時は知
らないルートを下山するのは迷うと思って、同じ一松寺ルートを
戻りました。今回それが正解だったと思いました。
少し車道を下ってまた山道に入ります。雪がないからササが目
立ちます。手すりがある道から岩がある道になります。大きな岩
があると展望が期待できます。さっそく南東の景色を眺めました。
うすい雲が広がっていて白っぽい景色です。久地冠山、岳山、
荒谷山、武田山、呉娑々宇山などの方向。ピークになにかないか
探してみます。三角州の町が見えるかもと期待したけどかすんで
いました。
南の方は木がありますが東郷山の方向です。なんとかギリギリ
見えました。阿弥陀山がはっきり見えないのが残念。登っていく
と樹間から大峯山が見えました。南西方向で、右に湯来冠山があ
ります。
見えていた岩肌の横を通過。ササが少ないけど急です。大きな
木があると眺めています。鳥が鳴いています。もうすぐと思って
もまだ上があります。けっこう時間がかかるなと思いました。
いよいよ最後の坂を上がります。カメラを手に持っていつでも
撮影できるようにします。13時前に973mの山頂に着きまし
た。天上山の標識とベンチが目に入ります。
反対側に三角点がありました。
青空があるうちに撮影。北西の景色が望めます。めだつのはゲ
レンデがある恐羅漢山です。島根と広島の最高峰。その左に旧羅
漢山があって、さらに五里山や吉和冠山に山が続きます。
恐羅漢山の手前には十方山があります。山頂に特徴があればよ
いのですが、右奥には聖山が見えているようです。この山も山頂
に特徴が欲しいです。さらに右に草原帯のある山が、、、深入山
も見えていました。
山頂で休憩。スマホで少しネットを見ています。あまり汗をか
いていませんがシャツを着替えています。また岩場で南東の景色
を見ようと思って下山開始しました。同じルートです。
滑るから慎重に。岩場からまた景色を眺めます。前回登った時
の峰も見ました。またいつかスカッと視界が良い時に眺めてみた
い景色です。あったかい日で寒くなくてよかったです。
車道に下りてまた山道に入ります。ほんとはめんどうな気がし
ます。車道を歩いて社に戻るという方法もありますが、距離がは
っきりわからなかったからやめました。ササが多い道をアップダ
ウンしていきます。
何度か天上山を振り返っています。最後の小峰のピークから右
に下るのですが、木に760mの札がかかっているのを見つけま
した。ササが多い斜面です。下山時の方が体が入りやすいです。
正しい道で無事川まで下りました。ここからは足下がよく見え
ます。でもまだ悪路で体力を使います。登山時と逆方向で景色が
違って見えるから道を間違えないように注意します。
14時半すぎ。登山時よりも暗い景色です。山陰で谷が日陰に
なっています。水が輝いていません。丸木橋の下を渡ります。
この先も楽なところを選んで進みました。
道を間違えたポイントを覚えています。今度はスムーズに通過
します。渡渉が多いからここでよかったかなと考えます。違うと
ころの石の上を歩いたかもしれません。
最初に悩んだ、岩が隠している道を通過します。もうすぐです。
15時過ぎましたが無事社に下山しました。社も日陰になってい
ます。時間的に矢神原バス停から歩かなくてよかったと思います。
今回のルートは未開の道の雰囲気があっておもしろかったです。
苔むした岩や川沿いの小さな滝も雰囲気がよかったです。道がわ
かりにくいからそれなりの準備は必要だと思います。
登山経験者のさらなるレベルアップによいかもしれないなと思
いましたが、もう少し目印や文字があったらより安全かもしれま
せん。人気がでたらまた整備されるかも。
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