島根県の山に少しずつ登っています。以前石見銀山の仙ノ山に
行った時、田んぼの向こうにきれいな山が見えていました。いつ
か登りたいと思っていましたが機会がやってきました。暑い夏の
8月です。
大家に向かって運転しています。次に県道46号線を石見銀山
に向かって走ります。バス停がでてきました。集落があるからも
うすぐ入口です。途中で大江高山が大きく見えたのですが、山上
に雲がかかっていました。
山田バス停がありました。ここに山田コースの案内板がありま
す。準備して歩きます。田んぼの向こうに山が見えています。雲
が流れて頭が見えました。左の方が高く見えますが、右奥のピー
クが山頂のようです。
左手上に電波塔が見えます。入口に案内があり、民家を過ぎて
また案内を見て曲がります。電波塔に着きました。ここは開けて
いて山が見えます。この先から樹林帯の山道に入っていきます。
しばらくはなだらかな植林帯。歩きやすいです。少しずつ急に
なっていきます。左に柵が少しありますが、なぜか鉄条網です。
倒れ掛かったら痛いでしょうね。牧場だったのかもしれません。
汗をかいてきます。とても暑いです。水を飲みながら登ります。
昨日の雨のせいで土が濡れています。粘土質なのでよく滑ります。
少しでも滑ると体力を消耗してしまいます。
ジグザグに登っていきます。オレンジ色のフシグロセンノウが
咲いていました。どうせ少しだろうと思っていましたが、山上ま
でかなり咲いているのを見ることになります。形のよいのを探し
ていますが、なかなかモデルによいのが見つかりません。
木の間が開けたところがあります。そこから南東のふもとが見
えます。田んぼがあります。山田バス停を探すのですが見つかり
ません。飯谷の方が見えているようです。
頑張って登りましょう。道が細いです。草が少し増えてきまし
た。ブヨがまとわりつくとうるさいです。さらにアブがやってき
て数匹まとわりつかれました。
しばらく落ち着きません。タオルを頭にかけて耳をふさぎます。
帽子をかぶっていますが汗びっしょりです。
道のそばに座り心地の良い石がありました。少し休憩。この先
はさらに急になります。しかも、、、なんじゃこりゃの草ぼうぼ
う。夏はあまり草と接触したくないものです。刈られていた草も
夏にはそれだけ伸びるんですね。
道がよく見えませんが体を押し込んでいきます。アザミも伸び
ているんです。長そでTシャツですが、当たるとチクッとして痛
いです。ストックを前にして進んでいます。カッパ着たらよかっ
たかもしれません。
まだヤブが続きます。えぇーーー、今度はススキなの?
スリキズ作りたくないですね。登りだと押し入るのに力がいりま
す。なんとか体が入るところを進んでいきました。
苦戦していますが、「休憩所」と書かれた看板を見つけました。
道が見えない中、もう少しかき分けて進みます。小広場にでまし
た。展望のよいところです。枯木の倒木があるから、そこに立っ
て景色を眺めました。
北西の方が見えます。日本海が見えました。うれしいですね。
西の江津の方には風力発電が見えます。山頂の方は木があって見
えません。チョウチョがけっこういるからゆっくり見たいです。
すでに標高は800m近くまできています。なだらかな山上の
馬ノ背です。最後のヤブを通過した後はセンノウやホトトギスを
見ながらのんびりと歩けました。
山頂まで1kmの看板があります。大きな木がある雰囲気のよ
い山道です。一度下ってからまた登りますが、そんなにきつくは
ありません。
あと100mの看板を通過したらすぐに大江高山山頂です。
標高808mです。展望場はないのでしょうか。
北西のススキの間を約3m抜けると展望場がありました。
やはり日本海が見えます。海が見える展望がいいですね。曇っ
ているから海があまり青く見えません。近くの山にも日がさして
きました。明るいところと影のところがあります。三子山などを
眺めます。
北にある山は石見銀山の仙ノ山でしょうね。集落跡の木がない
所があります。太田市街の右奥の方に、頭が雲に隠れた大山が見
えています。これは残念。青空が広がる時に見てみたいものです。
北東の方は草木が邪魔して見えません。東の方に山が見えます。
三瓶山が見えないところに隠れているようです。展望場を整備さ
れる時に見えるようにしてもらえるかもしれませんね。
しばらく日に当たりながらチョウチョを見ています。汗臭いT
シャツにチョウチョがとまったりします。羽が傷んだのが多いよ
うです。長生きしていますね。水があと400ccくらいになっ
ていました。
飯谷コースで下る計画ですが、道が不明瞭です。リボンがあり
ますが、その先のリボンが見えません。クマザサは少ないけど道
を隠しています。どこも道に見えるような感じです。ヤブも心配
なので同じ道を戻ることにしました。
またあのヤブを通るのかと思いながら歩いています。セミがよ
く鳴いています。日ざしが強くなっています。休憩所でまた景色
を眺めました。空の雲が一気に流れて欲しいけど、そうはいかな
いようです。
ヤブを下ります。アザミは痛いけどススキは順方向で入り込み
やすかったです。ヤブがなくなったら安心。。。なのですが、道
が細いのと滑ることでかなり慎重になっています。3回ほど滑っ
て手をつきました。
ブヨやアブがいるところも下ります。早いからすぐに通り抜け
できました。けっこう靴やズボンの裾が泥で汚れていました。ゆ
るやかな植林を抜けて車道にでてからは安心です。
バス停に戻ったのが12時半です。往復約7kmですが3時間
半かかりました。晴れて暑くなっています。自販機があるので冷
たいジュースを飲んでから帰りました。
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