柳井港からアクセスできる平郡島。ヤブ道が楽な冬場にチャレ
ンジしようと計画していました。ネットで調べたらわかりやすい
道がないように感じました。今回、長深山に登ってみたら、道が
わかりやすくて歩きやすかったです。
18キップを使って柳井港まで移動。港で30分待ち。どんよ
り空でしたが、ケアラシが発生していたので眺めています。空気
が冷たくて水たまりの表面が凍っていました。
フェリーに乗って近くのコンビニで買ったお弁当を食べます。
8時半に出港。デッキはちょっと寒いけど、まだケアラシが発生
しています。周防大島を見ながら柳井港から離れていきました。
途中は船室に入っています。けっこう乗っています。1日2往
復の船便です。雲の切れ間から日がさしています。日が当たる海
が輝いています。平郡島に近づいていますが、シルエットのよう
な感じで明るくないです。
長島や上関の橋が見えます。上盛山の展望台が白くて目立ちま
す。朝日が当たって明るい山です。船は櫛崎をまわりこみます。
南東からの光が当たって明るい島の景色になりました。
平郡島に近づきます。高いところが長深山と深山でしょう。
ドキドキします。西港に到着したのが9時半。船はすぐに東港に
向かいます。帰りの船まで5時間活動ができます。急げー。
石垣がある集落。見ていて楽しい景色です。街歩きしたいけど
山が優先。海岸の道路を歩いています。島で第一猫発見。山が優
先です。またあとで、、、ネットにも猫がいる島とでていました。
ミカンの選別作業をされている方に、長深山の道を教えていた
だきました。案内札を20個くらい取り付けたばかりだそうです。
さらにリボンもつけたそうです。これはありがたいです。時間ロ
スなく登頂できそうです。
2つ目の小川の前に長深山札がありました。住宅地を上がりま
す。札の方向通り進みます。最終民家から細い山道に入ります。
段々畑の横の道。石積が続いて雰囲気がよいです。ミカンやビワ
の木がありました。
山道が曲がりくねります。自然林の中を歩きます。まだツワブ
キが咲いていました。ほとんど終わっているのに、、、小屋が見
えてきました。栽培をしているミカン畑があります。畑のまわり
に鉄線などがありました。
それにしてもきれいな石積が残っています。木が大きくなって
光が入らないです。今回唯一の展望場に着きました。南の海を眺
めます。
八島から祝島まで見渡せます。櫛崎の奥に長島や上関がありま
す。天気が良かったら九州が見えるはずですが残念。
ふもとの民家の屋根を眺めて、また山道に戻ります。なんと石
積の石段を歩くところが数回あります。まだ現役です。これは楽
しいです。静かに歩きました。ミカン畑の方にある車道から続く
山道と合流したようです。
急な山道を登ります。フユノハナワラビ生息地と書いてありま
す。ごそごそなにか動いているから、ワラビーの仲間でもいるの
かと思ってしまいます。シダ科の植物のはずですがそれなら自生
のはず、、、ポケモンGOのモンスターのことかな?
急なところに細いロープがあります。下山の時は持っていたら
安心です。少し開けたところに反射板がありました。ここから少
し道がわかりにくくなるから、さらにリボンがありがたいです。
すぐ上にも分岐がありました。
倒木の下をくぐったり、左右に迂回したりします。下草がほと
んどないから、どこもが山道に見えます。石積がまだあります。
高さは低くなっています。昔は人々が行き来していたところです。
ピークをめざして進みます。ピンクリボンがなかったら間違い
です。リボンが多すぎて景色を眺めるよりも、リボンを追っかけ
た思い出が強く残りそうです。ゆるやかになって札のようなもの
が見えてきました。
11時前に長深山山頂に到着。標高452mです。
三角点を確認、その横に丸い石が置いてあります。木が生えてい
て展望がありません。上に青空が見えます。ちょうど飛行機が通
過しました。
時間があるので深山まで行きたいと思います。リボンがまだ続
いています。様子を見ながら進みます。一度下ります。リボンの
間隔が長くなって、文字札がなくなりました。
南斜面にも石積があります。木々の間はどこも歩けそうです。
遠くのリボンを見つけたら近道できそうです。地理院地図にある
点線の山道と合流しました。
広めの山道ですがリボンがないと確認しながら歩かなくてはな
りません。目印のおかげでスピードを落とさずに歩けました。
基本的に尾根上のコース。小さなピークがいくつかあります。
右下にリボンがあるところは、ふもとへの道が続いていそうな気
がします。少し休憩してスマホ操作をしました。
439mピークあたりで悩みました。山上の三方向にリボンが
あります。思う方に下ったらリボンがなくなるし、上の別の尾根
を下るとまたなくなります。
嫌な展開だけど深山の稜線が見えているからその方向へ。ふも
とへの道だと思っていた一番下にあるリボンをめざしました。
これが当たりです。下山時は439m峰を巻きました。
黒い踏跡が目立っていたから、たぶんコースを設定してリボン
をつける準備をしているのかもしれません。イノシシがほじくっ
た道なら長さが異常に長いです。
黒土とピンクリボンを見て登ります。太い木があると見ごたえ
あります。ジャングルみたいに木の根がぶらさがっているところ
もあります。探検している雰囲気です。細いツルに足をとられま
す。100回くらいひっかりました。
深山に近づくと急になります。石がたくさんあるところを通り
ます。ピンクリボンが別の方向にもあるようなので、とにかく上
をめざします。地図の道は山頂を通らないから、山頂へのリボン
をたどります。
ピークの大きな岩が見えてきました。近づくと表札があります。
ここが468mの深山山頂です。まわりは木がいっぱいで展望が
ありません。木洩れ日に当たりながらお昼びはんにしました。
深山はでこぼこの岩が多いようです。山頂の岩もいくつかの土
の塊がくっついたのかと思いました。ほんとは海が見たいです。
愛媛県の島も眺めたいのですが残念。12時半に下山開始します。
最終便まであと2時間です。
同じ道なので楽なはずですが、やはり少し迷います。別コース
のリボンに行ってはいけません。地図の点線コースを下る手もあ
りますが、知らない道よりも経験した道の方が判断できます。
もう一度長深山に戻りました。
静かです。今日は誰も登って来ないようです。今回はスニーカ
ーでストックなしです。両手が使える状態。また石積を見ながら
下ります。長深山からは文字札があります。
同じ道だけど反対からだと景色も変わります。登山時に悩むだ
ろうと思った分岐でちょっと考えました。ミカン畑近くまで下り
ました。石積の石段を下りて、展望場からもう一度南の海を眺め
ます。雲が増えた感じです。
さらに下ります。転ばない程度に少し急いでいます。民家があ
るところまで下りてきたのは14時10分前です。深山から1時
間半経っていません。まだ40分あります。街並みを見ながら港
に向かいます。
汗をかいているからシャツを着替えます。ザックをごそごそし
ていたら、猫が集まってきました。少しずつ、そして8匹くらい
になりました。島の猫の様子をしばらく観察しました。
山道の整備をされた方と話をしたあとに海岸にでました。防風
林の松林のところに猫がたくさんいます。子猫も混ざっています。
島の人がここでかわいがっているんでしょうね。桟橋の近くに入
らないようにしつけられているようです。
東港から船がやってきました。名残り惜しいのですが島から離
れていきます。今度は東港の方も見たいです。夏なら海に入りた
いですね。
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