10時半、金蔵山から下山して港に戻っています。続けて南東
にある新宮鼻に向かいます。干潮時は浜辺を歩けるから楽しそう
です。続島を近くから眺めようと思います。
まずは漁港から海岸沿いの道を進みます。堤防から海を見よう
としたら猫がいました。毛並がいいから、かわいがってもらって
いるのでしょう。島のおじいさんに挨拶しながら歩きます。
海岸から離れる上り坂。スマホの電波が弱くなりました。車道
ピークに鳥居があります。参道を進んで賀茂神社にお参り。奥に
社がたくさんあり、天神様など、多くの神様が奉られていました。
日露戦争戦没者慰霊碑もあります。
新宮鼻に向かって下ります。車が来て浜辺なら近道したらいい
よと教えてもらいました。声をかけてくれるご年輩の方が多いと
感じました。コミニュケーションですね。
また鳥居、今度は北迫八幡宮です。本殿にお参り。展望があり
ませんが、峰のピークにお神輿の台座があります。お祭りの時に
みんなでまわるのでしょう。
海岸近くに下りたら畑が広がっていました。小屋もあります。
左を見たら人が行き来できる細道が続いています。20m先が堤
防でした。
うわぁ、、、美しい浜辺と、絵のような新宮鼻が広がっています。
日がさして明るい景色。波音が心地よいです。ここから下の浜
辺に下りることができました。砂地を歩きます。少し靴に入るか
もしれません。よく乾いています。海の水が透き通ってきれい。
波音を録音ます。ボートが通るから、そちらの音が響きます。
夏になると海水浴を楽しむ人が多いのでしょう。昭和の時代は、
この砂浜まで直接船が来ていたそうです。今は名残りの桟橋跡だ
けが残っていました。
誰もいない砂浜に足跡をつけます。穴が開いているから何か隠
れているのでしょう。波打ち際には小さな虫がいました。雲が増
えたようで、日が陰る時があります。日焼け防止にはいいのです
が、少し景色が暗くなります。
まわりの島景色もステキです。続島が近くに見えます。海の中
を歩いて行けるのかも。。。右奥に長島が続いて、周防大島の大
見山も見えています。続島の左に目を移すと愛媛県の津和知島が
見えます。白くかすんで見える日でした。
さっそく新宮鼻を歩きます。砂浜歩きは足腰が鍛えられそうで
す。そして石道に変わっていき、草が増えてきます。北側は角ば
った小さな石が多いのが特徴の様で、南の砂浜と対照的です。
あまり強い波がこないのかも知れません。石の角が丸くなって
いません。それに草が生えているところはあまり波をかぶらない
のかもしれません。
陸続きとなっている小島は標高が32m。登るのは危なそうで
す。浜辺の草花を楽しみながら歩けるところまで行ってみます。
南側の岩の上を歩きましたが、やがて険しい崖になって進めなく
なりました。続島の左奥に二神島が見えています。
新宮鼻の北側はすぐに崖です。ここは石が生まれているような
岩があります。波音を聞きながら倉橋島や鹿島を眺めます。横島
は鹿島の手前にありますが重なっています。岳浦山や火山も白い
シルエットでした。小柱島も見えています。
戻って砂浜を歩きます。夏なら海に入りたいです。まだ水が冷
たそうです。桟橋跡を通過。チョウチョを見てから堤防に上がり
ました。三角の洲浜です。続島への浜道が現れたらすごいですね。
戦艦陸奥英霊之墓があります。戦時中に近くで沈没した船です。
世界が平和でありますように祈りました。南側の堤防にでたら、
周防大島の嵩山や嘉納山も見えました。やはり白い景色です。
車道を歩いて港に向かいます。畑が広がっています。石積があ
るから昔は田んぼもあったのかもしれません。賀茂神社前から山
側を港に向かって下ります。タケノコ掘りの方に合いました。
西栄寺が見えます。集落に戻りました。境内に入って、第三代
騎兵隊総督、赤禰武人氏のお墓に寄りました。こんな離島にも維
新の話が残っています。寺から出ると、毛利氏家臣で柱島領主だ
った桑原氏のお墓がありました。
お昼時。民家の間を下って漁港に戻りました。港には高速船の
「すいせい」が停泊しています。2時間内の活動でした。このあ
と、おにぎりを食べて、島尻の浜に向かいます。
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