寒い季節ですが、瀬戸内の温かい山に登ります。今回の目的は
標高288mの「とおの山」です。ひらがなの名前なので町で観
光のために名づけられた感じがします。
地理院の地図には標高記載しかありません。海が見えるそうで
す。昨年ふもとで登山口案内板を見つけていました。実行します。
8時半に櫛ヶ浜駅をでて、先に岩熊山に登りました。山道が荒
れているから、この季節にやぶこぎしました。山頂確認できたの
で、下山してそのまま桜並木の道を歩いて登山口に向かいます。
勘違いして少し遠回りし、城ケ丘公園を経由しました。案内標
識があるからわかりやすいです。学校があるから学生がたくさん
住んでいるようです。
サークルのトレーニングの山になっているかもしれませんね。
山陽高速の下を通過したら平原登山口です。最後の民家の前で
道がふたつに分かれます。夜泣石から山頂へのルートがあると聞
いて、そちらから登ることにしました。
竹林を歩きます。道が大きくえぐれていておもしろいです。大
玉が転がってきたら逃げないといけません。進んでいくと石垣が
ありました。家があったのかもしれません。
夜泣石がありました。この位置から動かすと、夜に「帰ろう」
と泣くそうです。ここから先は道が細くなります。すぐに具足峠
です。地図がありました。公園からの山道がここで合流するよう
です。
急になった坂を上ります。湿っているところは滑ります。頑張
って登ると汗をかくから、山頂で着替えなくては風邪をひきそう
です。黄色い建物が見えてきたら、電柱も見えてきました。
11時半に登頂しました。わかりやすい道でした。
山頂の三角点を確認。黄色いのは展望櫓です。登ってみます。山
上にはベンチが多いです。たくさんの人が遊びに来るのでしょう。
東屋もありました。そして車道がここまで続いていました。
櫓の上から景色を眺めます。左に下松市の町、右に周南市の町
が広がっています。その海岸の先には瀬戸内海と島々が見渡せま
す。展望がよいのですが、電線が邪魔で撮影が嫌になります。
下りてベンチのところから眺めました。
160度の大展望といったところでしょう。左から笠戸島、大
華山、粭島、蛇島、大津島、黒髪島、向島、大平山、若山と眺め
ます。
沿岸には工場が多いから、煙突からの煙が見えています。日曜
だけど稼働しています。空に雲が多いのでスカッとした天気とは
いえません。夏の青い海を見たくなる景色です。
さきほど登った岩熊山は近くに見えます。高くない山です。
山頂へのはっきりした山道がないのが不思議です。高速道路や新
幹線線路も見えました。
カップラーメンを食べたら12時になりました。下山します。
こちらの方が階段が整備されたきれいな道です。途中山道から岩
熊山が見えました。
登山口に戻って同じ道で帰ります。桜並木を通った時は日ざし
が強くなって暑かったです。時間が早いので櫛ヶ浜駅そばの墓地
に上がって、岩熊山と大華山を眺めました。海も見えています。
電車に乗るために回り込んで線路を渡って帰りました。
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