日曜日によく雨が降ります。今回は予報が変わってなんとか晴
れそう。7月6日夜の大雨以前から計画していた小田山に行こう
と思います。2回目。笹ケ峠から登ってみたいと思っていました。
矢野駅から終点の熊野萩原車庫までバス移動。登山口までのア
クセスは長いけど頑張ります。初めて歩く城之堀地区、田んぼの
畔に赤いヒガンバナが咲く季節。路地を歩いて初神地区から県道
に合流しました。
左前方にきれいな山が見えます。北側だから日が当たって明る
い景色。城山でしょう。右奥に洞所山や原山があるはずです。初
めての場所なので位置に悩みます。阿戸行のバスが通ったので、
槌山や水ケ丸山の方に道が続いているなと感じました。
けっこう民家があります。車もよく通ります。熊野川が見えた
ので下って橋を渡ります。この時に小田山の方を眺めましたが、
竜王山や笹ケ山が見えていたのだと思います。小田山は隠れてい
るのでしょう。
新宮地区です。きれいな車道が大峠に続いています。細い川が
流れていますが、大雨の影響か土手が崩れていました。
熊野も被害が大きかったとニュースで報道されていたので、大
変だったことでしょう。山の斜面が崩れているところが少し見え
ています。早期復興をお祈りいたします。
地図を確認していますが、案内標識がないから悩んでいます。
3丁目側から山道に入ろうとして、素通りして4丁目。こうなっ
たら5丁目側から入ります。今度はよく確認。
この先通り抜けできませんと書いてあります。車はあまり入ら
ないでしょう。地元の方からどこに登るのと聞かれたので小田山
と返答。もしかしたら別の山があるのかもと感じました。地図に
は名前がないから。
だんだん急になりますが、車道なので気が楽です。細い道との
分岐に「竜王山登山口」と表示がありました。山道があるとわか
って安心。堰を越して土道になるとまた分岐。右は川原の広場か
なと思って左上へ。お店みたいな建物がありました。
もう少し上に登ると道がわからなくなります。うすい踏跡。様
子を探りに右上の尾根に上がってみます。踏跡がわかる山道を見
つけました。でもシダが腰まで伸びているところがあります。
夏でなくてよかったです。シダが減ったので尾根を登ります。
古いテープをいくつか見つけました。間隔が広いです。急なので
休みながら、木をつかみながら登りました。蜘蛛の巣があってよ
くひっかかります。
空が見えると思ったら峰のピーク。どこかな? 立派な標柱が
あります。回り込んでみたら竜王山山頂と書いてありました。
そばに三角点があります。
近くの札に熊野竜王山と書いてありました。標高は448mで
す。展望はありません。少し付近を散策。雨乞いの山だったそう
です。昔はたくさんの人がお参りに登ったのでしょう。
笹ケ峠に向かうつもりだったから、519m峰の方に目印が続
いていると思っていたけど、間違いでした。519m峰の方にき
れいな道が下っているので、そちらに向かいます。
ストックで蜘蛛の巣をはらいながら歩きます。展望はありませ
んが、登山時の新宮の町が樹間から見えます。古い板がある分岐。
きれいな方は木の階段があります。きっとこちらによい道があ
ったのでしょう。元に戻りそうなので、赤テープをたどって細い
山道を下りました。こちらは目印が多くてわかりやすかったです。
鞍部からまた登って、もう1回下ってまた登ります。自然林が
きれいです。やはり最後の登りは体力を使います。ゆっくりと。
12時越しました。スマホを見ましたが、ちょっと電波悪いです。
ピークが見えてきました。
高い木が多いです。植林が混じっています。道標ないかな。こ
こが519m峰のはずだけど、、、道をよく確認しなくては、、、
付近を散策して小さな札を見つけました。笹ケ山と書いてありま
す。名前がわかりました。
予定より体力と時間を使っています。バス停に戻ろうかと考え
ましたが、時間があるから笹ケ峠に行くことにします。テープを
たどって下ります。初めてのルートだから慎重。
下って少し登ると明るくなりました。ここにササが生えていま
す。展望はありません。稜線を下るのではなく、ここから左の道
に曲がりました。黄色い札2つが目印。テープが続いています。
樹間から石岳山が見えるから位置がわかります。ふもとはイラ
スケ地区。蜘蛛の巣が多くなったので、はらっても顔や帽子にけ
っこうつきます。糸が付くと嫌ですね。なるべく端をはらってい
るけど、ストックに糸や葉っぱがたくさん付いています。
下ってきました。なんか杭が見えます。もしかしてここが?
鞍部に着きました。小田山への道標があります。国草登山口への
札もあるから笹ケ峠です。てっきり舗装路だと思っていました。
日がさし込みません。座ってお昼休憩。ここから下山すること
もできますが、懐かしい小田山を見たいです。このあと頑張って
登ります。水は十分あります。記録をふたつに分けました。
|