朝が涼しくなりました。それでも晴れの予報だから瀬戸内より
山手に行こうと考えています。昨日は光駅から茶臼山に登って暑
かったです。今日も早く出なかったから汗をかきそうです。
三倉岳にするか迷ったけど白滝山に決定。車で玖波駅を過ぎて
小瀬川沿いにでます。弥栄ダムを過ぎて弥栄大橋を渡って山口県
入り。岸根の集会所に車をとめさせてもらいました。9時半過ぎ。
集会所周辺には登山の案内板や白滝城跡の説明板があります。
私は2回目、今回は前回と逆で白滝山から大師山に縦走します。
日焼け止めを塗ってスタート。
道標が多いので楽。山道に入って民家から離れます。まだ栗畑
があります。木陰の道、ブヨがいる季節です。人が来ているおか
げで蜘蛛の巣がありません。入口から山頂まで1.4kmです。
沢を右に渡って、すぐまた渡って左に戻ります。離れるように
高度を上げる坂道です。あと○○mという道標が励みになります。
尾根に出ます。明るくなってブヨがいなくなりました。
まだ展望がよくないのですが、進んでいくと岩場になって草木
が低くなります。小瀬川の対岸、広島県の黒滝山が見えます。
3月に登った山。今度はこちらから黒滝山の展望岩を探します。
日が当たる道、汗をかきます。水を飲みます。暑さでバテそう
です。岩場はなんだかとても楽しい、でも砂混じりだから滑り落
ちないようにしなくては。ルートもよく確認します。こちらのコ
ースは初心者には薦めたくないです。
入道岩です。なんだか拝みたくなります。右から回って上へ。
小瀬川の下流の向こうに瀬戸内海が見えます。うっすらと島があ
ります。阿多田島だと思うのですが、、、
さらに進むと五頭岩があり、一段と慎重に登ります。松の木が
ある岩場は美しいルートです。山頂がよく見えるところもあるか
ら励みになります。登山口が標高100mを越えているから高低
差はそんなにない山です。
柱の穴があいたような岩、旗立岩を通過。もう少し進んで山頂
に到着です。10時半前、標高459mの白滝山です。
展望がいいです。先に木陰に座って氷水を飲んで落ち着きました。
ザックを置いたまま景色を眺めます。もちろん落ちないように
余裕を持って、、、 まずは小瀬川対岸の黒滝山。山頂周辺はな
だらかです。展望台でもあればはっきりするのに、、、、
ずっと左の方に、以前休憩した展望岩がありました。
黒滝山の左奥に高鉢山があります。小瀬川から離れますが、高
鉢山も展望がよい山です。さらに左に目を移すと北に険しい岩山
が見えます。人気のある三倉岳です。順光ですがかすんでいるよ
うに見えます。三倉岳の右奥に大峯山があります。
木があるところは見えませんが北西に羅漢山があります。ズー
ムしたら丸い観測所が見えます。西に馬糞ケ岳があるはずですが、
どの山か判断できません。山がたくさんあります。南西には石童
山や烏帽子岳があるはずです。
阿品山や弥山があるのは南です。南東が岩国城の城山、そして
岩国空港の方になります。その間の奥に周防大島が見えます。
一番高いところが標高685mの嘉納山です。
南に岸根の田んぼが見えます。まだ緑色。スタート地点の集会
所は途中よく見えていました。木があるからしっかり抱えて落ち
ない格好で撮影。休憩したので息が整いました。見えている雨乞
岩に移動します。しばらく樹林帯です。
ゆるやかなアップダウン、すぐに着きました。雨乞岩に立ちま
す。端っこにいかないようにします。小瀬川を見ると怖いです。
仙人崩れ岩がありますが、落ちたくないです。白滝山山頂が見え
ます。小瀬川の弥栄ダム湖がきらめいています。
木陰の樹林帯を下ります。しっかりした鎖が用意されていまし
た。こちらのルートの方が上り下りが容易だと思います。分岐か
らちょっと城跡を見に行きます。
白滝水神社です。前に鏡池がありますが、水が少ない時期でし
た。このあたりに城兵が待機していたのでしょう。奥に行かない
ようにロープがあります。下から見えていた絶壁の岩場かも。
下ってまた登ってのアップダウン。左前方に大師山が見えます。
日本庭園の札があり、岩や松がマッチングしています。分岐です。
左に下ればよい道で下山。大師山めざして登ります。
秋の虫が鳴いていますが、まだセミも鳴いています。どうして
も登りがつらくなります。暑さバテ。岩があれば展望がよいか確
認、そしてさらに上をめざします。風が欲しいです。汗を拭きな
がら登りました。
標高差が少ないから時間かかりません。11時半に475mの
大師山に着きました。ここには三角点がありません。山頂は広く
ないけど木陰があります。お昼ごはんの休憩をしました。
眼下に小瀬川があり、白滝公園が見えます。魚釣りの人がいま
す。そこから風が吹いてくるので気持ちいいです。シャツを着替
えています。持ってきていた氷水もあるので食欲でました。
日に当たりながら先ほどの白滝山を眺めます。ここからも海が
見えました。もっとはっきりした視界の天気だったらいいのです
が、どうしても遠くが白っぽいです。四国の山が見える日がある
かもしれません。
きれいな道を引き返すことも考えましたが、八十八石仏めぐり
に下ることにします。前回は石仏コースというよりも踏跡のうす
い道をたどったのでわかりにくい印象が残っています。今回正し
い道を確認しました。
しばらく急坂を下ります。木の間から景色が見えます。滑らな
いように、、、道がはっきりしているから安心。道標がありまし
た。石仏があるから巡回路です。「くぐり岩」と書いてある左に
下りました。
岩や斜面のくぼみに石仏が安置されています。シダで隠れてい
るところもあるから見損なったのもあるかも。細くてななめにな
った道は要注意です。
いよいよくぐり岩、突入したけどザックがつかえる感じで強引
にでました。広くないので大きい人は厳しいです。植林になって
ゆるやかな道と合流。右に上ると大師堂です。お参りして駐車場
にでました。ここから舗装路を下ります。
たまにチョウチョやハチが飛んでいます。トンボは気づきませ
んでした。クリのイガが落ちていますがまだ小さいです。田んぼ
がでてきました。まだ緑色、収穫までもう少しかかりそうです。
13時、岸根地区に下山しました。そんなに時間かかっていま
せんが、暑さでへばった感じです。朝と違って白滝山が熱そうで
す。絶壁の岩に日が当たって明るく見えていました。このあと三
倉岳のふもとを通って帰りました。
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