秋になりました。ヒガンバナが終わっています。栗が落ちてい
る季節、紅葉が始まっていました。弥畝山の帰りに時間があるの
で熊野新宮神社にお参りして、樹齢950年くらいの大杉を眺め
ました。大きな切株がいっぱいでびっくり。
前から気になっていた小見谷製鉄遺跡の看板の道に入ります。
近くかと思ったら山に入ります。上石地区の集会所前から歩いて
遺跡や古墳を探すことにしました。案内板をみたらたくさんあり
ます。「固結滓」という石が見られるかも。
分岐に恵比須神社があります。15時18分スタート。暗くな
る前に奥まで行けそうにないけど、行けるところまでのつもり。
初めて歩く上石地区、民家が続き田んぼが広がっています。
アサザが咲いていてカエルがいました。
民家から離れて小見谷川沿いに歩きます。きれいな川、オオサ
ンショウウオがいるそうです。これから5回くらい橋を渡ります。
川が曲がりくねっているのでしょう。植林帯は道がうす暗いです。
古墳が見つからないまま歩いています。案内欲しいなぁ。カミ
ショウブたたら跡の案内がありました。50mだから入ってみま
す。植林の斜面、うすい踏跡。どこだろう? 平たい所と思うけ
ど、、、 わからないまま道に戻りました。
今度は小見谷の名水の案内。水をいただきます。すぐそばに水
釜迫たたら跡。少し上がったら、ふいご跡に着きました。書いて
ないとわかりません。風を感じました。また車道。
次は原釜たたら跡、25m先だけどどこ? 文字がないのかな?
足元に黒い石がごろごろ、踏んだら音が違います。硬くて重くて
ごつごつ、これは製鉄したときのクズでは? けっこう散らばっ
ていました。
小見谷峡の札がありました。美しい峡谷が撮影できたらうれし
いのですが、草木が邪魔します。岩が少ないところもあり、浅く
て広いところも。紅葉のシーズンに楽しめるところがあればいい
ですね。道沿いに少し桜が植えられていました。
次は鈩ケ谷たたら跡、鈩という字は難しいなぁ。山道を上がっ
たけど説明が見つかりません。ピークに続く山道のような感じで
斜面に目印が見えます。戻って山道に転がっている黒い石を眺め
ました。
16時すぎています。そろそろ引き返さなくては、、、でもも
う少し、、、分岐がありました。これはあとで地図確認しやすい
です。きれいな左の道を少し進むと大草3号たたら跡。
60mだから行けるでしょう。鍛冶屋跡があるなら道がよさそ
う。斜面を上がるとすぐに白い札がたくさん見えました。ここは
何があったのかわかりやすそうです。やったぁ。
近づいたら、炉跡、ふいご跡、砂鉄置場、炭置場などの表示。
長割鍛冶屋跡には長い住居があったようです。近くに神社跡。
どんな社か気になります。人々がここで生活していました。
製鉄遺跡がイメージできてよかったです。安心して引き返しま
す。下りは早い。うす暗くなっていましたが、民家まで戻って開
けると明るくなりました。まだ遺跡があるようなので、次回山と
いっしょに散策してみたいと思います。
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