安芸高田市の郡山城。毛利元就公の拠点でした。5回くらい尋
ねており、3回は本丸まで登っています。たくさんの段がありま
した。展望場から包囲していた尼子晴久軍の青光井山が見えてい
ました。いつか行きたいと思って長く準備中でした。
ネットで調べても山登りの記録がでてきません。地理院の地図
を見て山道を探して登って
みることにしました。歴史民俗博物館を見てからスタート。
青山の頭が見えています。まずは多治比川を渡らなくては。。。
川の土手から光井山も見えます。山頂が見えているのかは不明。
郡山城を眺めた櫓があったのだろうと思います。
国道の吉田橋まで行くのは遠いので、地図に載っていた堰を渡
れないか確認。跳石のようになっています。両岸に階段があるの
で渡れました。晴れて日が照りつけてきます。
住宅地を青山に向かいます。国道方向にユアーズが見えました。
山のふもとの道路を西へ。まだ新しい家が並んでいます。北に郡
山城跡の山が見えます。この辺も尼子軍が陣を敷いていたのかも。
上り坂の車道になります。まだしばらく続く民家。綿毛が飛ぶ
秋の空。近くの青山への道がありそうですが、案内がないから避
けています。この時は先に光井山に登ろうと思っていました。
地理院地図に山名が記載されているから。
青山の稜線がきれいに見えるようになりました。展望台がある
とうれしいのですがなさそうです。観光案内が見つからないまま
車道ピークに到着。
もうすぐ14時、郡山城のふもとの博物館からゆっくり歩いて
40分の距離でした。戦の時はかなり警戒していたと思います。
車道のピークに山頂への道がよくあります。ここで山道を探し
ます。青山への道に古い赤テープがあったので、先に往復するこ
とにしました。テープは最初にふたつ見ただけです。あとは境界
杭を確認しています。
下草が少ない自然林。似たような景色が続きます。方向を確認
して上へ。踏跡うすいです。道標がないから観光化されていない
みたい。かなり慎重に道を確認、、、この道に戻れないかも。
杭が見つからなくなったけど、上の稜線に出たらまたありまし
た。倒木があるから目印になりそうだけど、下山時に下りすぎて
しまいます。稜線の道はわりとわかりやすかったです。
蜘蛛の巣にひっかかりながら山上歩き。峰のピークを探します。
自然林。下草がないから助かっています。すでに陣地跡なのか段
があります。上へ。
ピークと思われるところを散策。山名札などありません。でも
ここが青山の361m峰でしょう。まだ北に段や道が続きます。
少し下りますが、あっちの方が高い峰なので行ってみます。
郡山城が見えるところにも陣地があったはず。西に山道が続い
てそうなところがいくつかあります。とにかく稜線を移動すれば
あとで下山しやすいと考えました。
空堀のようなものがあります。陣地にも作っていたのでしょう
か。急な斜面の上が次の段です。もうそこがピークでしょう。
木をつかんで上へ。戻る時は楽な西側を回っています。兵士の宿
舎もあったのでしょう。
平地になって少し移動すると開けてきました。大きく成長して
いる植林地のピークに到着。地図によると標高が370mあるよ
うです。山名札や説明板がありません。境界杭はありました。
ここが尼子軍の陣地跡だという確証が欲しいけど、まず間違い
ないでしょう。広い樹間からの展望が欲しいです。狭い樹間から
少しふもとの家が見えました。郡山城跡を眺めてみたかったです。
ピークのまわりにいくつかの段があります。ここも柵があった
のでしょう。少し歩き回ったけど、特に気になるものがないので
下山開始しました。同じ稜線を戻ります。
まだ蜘蛛がいる季節。ジョロウグモが2回顔にくっつきました。
わからずにひっかかること多いです。蜘蛛は逃げてくれるのです
が、、、もう一度361m峰を確認して稜線を下ります。
登りよりペース早いです。見覚えのあるところなのでどんどん。
そろそろ曲がるはずですが、、、濃い踏跡に行ってしまいます。
岩があるところ、ここは通っていないはず、、、南に下りそう
なので戻って西へ。このあたりは植林なかったはずなのに、今は
見えています。
ヘタに元の道を探すよりも、わかる道を下った方がいいと判断
して西の谷に下りました。車道が南北に続いているので山道が続
くはず。
谷に下りたら道が広いです。車がはいっていたのでしょう。
きれいな尾根道かと思ったら池の堤防。人工の水路がありました。
池は水が少なかったです。斜面のゴミをたどったらすぐに道路に
合流しました。
稜線を下りすぎたはずだから、上に戻ります。バイクが1台通
りました。しばらく歩いたら車道ピーク。15時前に戻りました。
山に入っての青山散策は1時間。続けて光井山の陣地跡を見に行
きます。
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