恐羅漢山に登るために、朝の道をドライブしています。以前は
戸河内インターから国道191号線を迂回して、牛小屋高原に向
かいました。
今回は気になっていた、大型車禁止の山の中の道を通ります。
内黒峠を経由しますが、十方山の登山口があるので確認しました。
道は舗装されており、峠は広い公園になっていました。
早い時間だから対向車がいません。下る途中に、目的の恐羅漢
山のゲレンデが見えました。天気がよさそうです。
案内板を見てキャンプ場へと向かいます。一度間違えました。
5分ほどロスしましたが、見覚えのあるレストハウスが見えてき
ました。太陽光発電がついています。
広い駐車場に一番乗りしてとめます。少し準備して、8時すぎ
に登山開始しました。案内板を見てゲレンデを上がります。急な
坂道です。一気に高度が上がるので、牛小屋高原が眺められます。
2日前に大雨が降ったのですが、その影響か風がさわやかです。
樹林帯の山道に入ります。日が照ると木陰がありがたいです。ゲ
レンデ横なので、草花を眺めながら歩きます。まだ夏の緑色です。
ホトトギスがたくさん咲いていました。夏の花は減っているよ
うです。バッタがいますが、秋の虫の鳴き声もよく聞こえました。
休みながらも上に登っていきます。登山口が標高990mだか
ら、アップは400mもありません。楽なイメージです。あまり
汗をかきません。風がちょっとひんやりしています。
濡れている山道を歩きます。山頂まであと10分の標識を見て、
すぐに稜線の分岐になります。あとで夏焼峠に下りますが、今は
山頂へ向かいます。高い木がありますが、山道が明るいです。
そしてちょっとした広場の山頂に着きました。
三角点を確認します。写真を撮ります。岩の上に立って、北か
ら東、そして南の方の展望を眺めます。その他の方向は木があっ
て見えません。180度の展望と言うのでしょうか。
深入山は東に建物があるからすぐにわかります。この山の左に
あるのが臥龍山です。山々がずっと連なっています。
南東方向に広島の街があります。こちらも山々が連なっていま
す。手前にあるのが十方山ですが、堂々としています。こちらか
らも登ってみたいです。
下に目を移すと、牛小屋の駐車場が見えました。
チョウチョが飛んでいる山頂です。今回は旧羅漢山まで往復し
ます。25分くらいで行けるようです。樹林帯に入って下ります。
最初は岩場で、次に十方山の展望場があり、そして鞍部になると、
水がたまっているベチャ道があります。
ベチャ道には、歩くための木がおいてあります。鞍部から少し
登っていくと標識がありました。展望はありませんが、旧羅漢山
山頂です。きれいな白岩があります。
木がくっついています。これで登れということですね。ストッ
クを置いて、ゆっくりと登りました。岩の上に5人くらいが座れ
そうです。
うわぁ。北西から南西にかけての展望がきれいです。日がよく
当たっています。遠くは白っぽいですが、町があるのがわかりま
す。海が見えている気がします。青空の時に眺めたいですね。
少しゆっくりします。誰も来ないのであわてることはありませ
ん。少し水越峠への下山路を散策してから、恐羅漢山山頂に向か
いました。同じ道です。ツルリンドウが咲いています。まだ赤い
実になっていません。
再び恐羅漢山山頂です。氷水を飲みながらゆっくりします。
チョウチョが増えていました。追っかけてみます。ツルニンジン
の花を見つけました。まだつぼみがたくさんあります。汗をかい
たシャツを着替えて、あんぱん食べながらしばらく休みました。
恐羅漢山は広島県最高峰です。もちろん島根県最高峰でもあり
ます。まだ11時前ですが、下山を開始します。県境を歩くこと
になります。
さきほどの分岐を夏焼峠に下ります。ゲレンデと違って、いく
らかゆったりとしています。大きな木を見ながら木陰を歩きます。
がさっ、、、さきほどから山道でヘビをよく見ます。足音で逃
げるから、黒いシッポだけ見ています。頭も見たいです。雨が続
いて冷えて、日なたであったまっていたのかもしれません。10
回くらい見ました。トカゲも何匹かいました。
早手のキビレを通過して、夏焼峠に到着です。ここから砥石郷
山に登ることができます。今回はこのまま下山します。道が広く
なりました。何度か沢を横切ります。
やがてゲレンデが見えてきます。12時前に駐車場に戻ること
ができました。休憩も入れて、3時間半の山行でした。
恐羅漢山登山、とても楽しかったです。
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