雨の予報が続くから山登りに行くか悩みます。標高1339m
の吉和冠山で、新しい靴を慣らそうと思っています。くもりがも
ちそうなので、宮内串戸駅8時半のバスに乗って出かけました。
冠高原を過ぎて潮原温泉で下車。10時前からのスタートです。
8年前に冠高原から登って下山してきたところです。道を覚えて
います。廃タイヤの工場をめざして上っていきます。
高速道の下を通過して工場の前を通ります。機械の音がしてい
ます。ここに林道の入口があって冠山登山の案内板があります。
通行止めのコースがあるようです。今回のルートは大丈夫でした。
車が1台止まっているから登っている人がいるようです。白い
橋に着きました。登山口です。日がさしていましたが、霧雨にな
りました。山道に入って沢沿いに上ります。
植林帯のきれいな道です。沢の水音がひびいています。歩きや
すい道ですが少しブヨがいます。木橋を渡りながら進んでいます。
岩があるとおごそかな感じのうしお谷です。
白いものが見えてきました。ガードレールです。道を造成して
いました。横断します。将来ここに車を止めて登ることができる
のかもしれません。広い山道を登っていきます。
小雨です。木の葉がカバーしてくれていますが、濡れないよう
に傘をさしました。今回は撮影しやすさと距離を考えて傘にして
います。分岐です。標識ないけど、左のクルソン岩に向かいます。
急な斜面を直登します。四角い岩の横を通ります。上はキリが
かった景色で白いです。息がきれるから休憩しながら歩いていま
す。がんばって稜線にでました。ここに大きな岩があります。
雨がよく降っています。岩の横から写しています。撮影ポイン
トを探したいけど岩が濡れています。少し見て山頂に向かいまし
た。ピークに登ってまた下ります。さきほどのメイン登山道と合
流しました。
雨が降らないうちに登山するつもりだったのに、そこそこ降っ
ています。道がよいから傘が邪魔になることはありませんが、少
しベチャ道があるから跳ねた泥でズボンが汚れました。
また坂がきつい上りになります。雨が強い時は傘の下でじっと
しています。たまに水も飲んでいます。笛の音が聞こえるのです
が、人ではないようです。鳥の鳴き声なんでしょうね。不思議で
す。たまに熊よけとして声を出していました。
ブナの大きな木がきれいです。白い幹が明るくていいですね。
標高が上がっていきます。靴の下が泥で汚れています。もうすぐ
山頂というところで雨が止みました。傘をしまいます。
ピークの少し手前に分岐があります。左に下ったら冠高原や寂
地山の方に縦走できます。標識が欲しいところです。
冠山の山頂標識が見えました。三角点もあります。
12時20分。2時間半かかっています。このあと5人登って
きます。にぎやかになりました。山頂は広くありません。展望も
よくないです。50mくらい先の展望場に行きました。
恐羅漢山や十方山を見たいのに、白い雲の景色です。冠山の頭
に雲がかかっているから期待できません。傘を使ったせいか服が
あまり濡れていません。道がよかったからでしょう。
縦走するとササの多いところがありそうです。雨と熊に注意し
て下るのは集中力が必要なので同じ道を戻ることにしました。
下山まで雨に合わずに済みます。傘をしまっているから歩きや
すいです。滑らないように注意しています。登山時よりもペース
が速いです。クルソン岩にはもう寄りません。日がさしてきまし
た。セミが鳴きだすととてもうるさいですね。
林道を横切って沢沿いに下ります。花を探しています。ホトト
ギスを見つけました。登山口に戻ったらチョウチョが飛んでいま
した。天気がよくなりましたが、山の上はまだ雲の中でしょうね。
14時すぎに潮原温泉に戻りました。16時半のバスまで2時
間あります。田舎歩きもおもしろそうだけど、今回は温泉に入る
ことにしました。650円払って5Fの展望風呂に行きます。
お風呂で汗を流してすっきりしました。
バスの時間までぶらぶらしていましたが、16時ころから10
分間雨がよく降りました。天気が変わりやすいです。バス停に屋
根があるのが便利です。バスで帰りましたが、津田の町など地面
が乾いていました。標高が高い山は雨の確率が高いです。
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