広島県で人気のある、吉和冠山。国体のコースになったことからも山道が整備されています。広島県の山の中では、早いうちに登りました。山口県最高峰の寂地山といっしょに登れるのも理由です。バスで行ってきますよ。
宮内串戸駅で8時のバスに乗ります。駅近くのスーパーが開いているから便利です。天気が曇っているのが心配でした。冠高原バス停で下りたらよいのに、ひとつ手前で下車してしまいました。バス停名が似ています。それでも直接松の木峠に続く車道がありました。
標高800mの松の木峠は山口との県堺です。案内に従って登っていきます。5月になると、新緑がてており、明るい感じの山道です。汗をかきながら登りました。途中瀬戸内の方向に展望がありました。雲っているのが残念です。今回南方向の展望場がほんとにないです。
カタクリの葉っぱを見つけました。もう種が膨らんでいます。遅かったと思いながら登りましたが、上の方はまだ花が咲いていました。けっこうたくさんあります。こうなるとうれしいですね。冠山との分岐を見て、先に寂地山を往復してきます。
ブナの木がきれいな山道です。でも展望ありません。島根との3県県境の案内があるか、楽しみにしていましたが見当たりません。だいたいこのあたりと見当つけて歩きました。やがて人の声がして寂地山山頂につきました。デジカメもって登った、山口県初の山です。
分岐まで同じ道を下ります。早いです。少し休憩して冠山に向かいます。まだ少し下ります。そして登り直しです。樹林帯だから、晴れていても木陰の道です。山頂が見えたらいいのですが、どこか見えないまま歩いています。ある程度進んだら、カタクリの花がなくなりました。
きれいな山道を歩いて冠山山頂に着きました。やったぁ。登頂です。でもここにも展望がありません。場所も広くないです。展望のある岩場に移動しました。ここからは北の山々が望めます。恐羅漢山や十方山などがそびえていました。
周遊するのでこのまま下りました。スミレやミヤマカタバミなどの花を見て下ります。こちらは人の気配がありません。カタクリのある方が人気のようです。下っていって分岐に到着しました。一般道を下ります。バスの時間を気にしていました。
橋を渡り沢沿いに下り、そして車道へとでました。ここから潮原温泉へと下ります。すぐに建物が見えてきました。バス停に着きましたが、バスの時間までまだかなりあります。このまま国道を南に登って、冠高原下のバス停に戻りました。戻ったら小雨が降り出しました。
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