海岸沿いの道路から電波塔のある山が見えます。標高533m
の高山です「こうやま」っていいます。悩む山名です。分岐の道
に案内があるので、上に向かいます。
ほぼ山頂まで車で行けますが、途中の看板のある分岐で駐車し
ました。ここがガイドにある、周遊するための出発地点なのです。
16時48分にスタートしました。日が長いので遅くまで活動
できますね。ライトは2本持っていました。まずは黄帝社まで車
道歩きです。
神社にお参りしますが、中国の黄帝を奉っているとは、いつも
と違う神様だと感じました。航海の安全を守ってくださる神様だ
そうです。狛犬も四角い船に乗っていました。
さて山道の入口はどこだろう。悩みますね。先に金網がありま
す。この網に赤矢印がありました。そして荒れた竹林の中に入り
ます。一応古いテープがあるから合っているのでしょう。
夕暮れとの勝負のつもりで、登っていきます。テープ探して歩
きますが、間違って少しうろうろしました。昔は建物があったと
ころのようです。
結局ガイドにあるように、黒いホースをたどって行きました。
急な坂道があります。上がると少し楽になりました。このホース
は、かなり長く続いています。
息がきれますが、展望のない道を歩きます。やがて岩が見えて
きます。あれっホースはどこにいったの? でもすでに稜線が見
えてるから、直登したら公園です。そしてすぐがピークです。
高山の標識はありませんが、三角点があります。近くの岩のて
っぺんが山頂のようです。この岩からの展望はあまりよくありま
せん。北の方の日本海はよく見えていました。
少し南側の岩に移動すると、南から西にかけて、日本海が広く
見渡せます。17時半を回っていますが、まだ明るいです。太陽
もまだ高い位置でした。海が輝いてまぶしいです。
公園は整備されていてきれいです。大勢が遊べそうです。天測
点もありました。磁石岩もあります。一本の形の良い気になる木
がありました。太陽と重なって幻想的です。
東屋とWCを眺めて、歩いていくと、展望台がありました。も
しかしたらこちらが山頂かなと思うほど、高さの差を感じません。
台に上がるとここからもよく見えました。北の方向は、ここから
見るのがよさそうです。
ゆっくりせずに、このまま車道を下ります。少し早歩きして、
電波塔を見ながら山道を探します。ガイドに載っている行者様に
参拝しにいくためです。
急カープのところに山道の入口がありました。ちょっとあせっ
ています。暗くなるというより、夕日が赤くなってきたからです。
大きく下ってちょっと登ると、行者堂に着きました。堂の扉が
開くから、そのまま参拝します。これで目的をまたひとつ達成し
て安心です。急いで戻ります。また山頂に登りました。
あの岩の上です。少し暗くなりましたが、夕焼けを眺めます。
この時間は雲が広がっていました。夕日がかすんだように見えま
す。それでも海面に夕焼けを映しています。
この赤い色が、海の色でした。写真も撮ります。ほんとは水平
線に沈む夕日を見たかったです。この高山からだと、冬期の方が
夕日を見やすそうです。
10分間眺めましたが、色が弱くなったので、車道を下ること
にしました。元気よく歩きます。誰もいないんですよ。40分ほ
どで、車に戻りました。
明るい内でよかったです。これで日本海に沈む夕日が、高山か
ら見れることがわかりました。今回の夕日はきれいな色でしたが、
いつか海に接する夕日を眺めたいと思います。
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