3年前から登ろうと思ってバスの時刻を調べていた山なんです。
もちろん津山線の備前原駅からも歩いて行ける近さです。この暑
い真夏の日に行ってきました。
岡山にいたので、朝早く金甲山に登ってきました。3時間ちょ
っとの山行です。天気は曇っていました。
岡山駅から南に自転車移動したので、そのまま近くで遊べばい
いのですが、気になっていた龍ノ口山に方向転換しました。
岡山駅の北東の方向です。
暑い昼間は涼しいところで休憩していました。少し昼寝をした
あとに自転車をこいでいきます。
東に行って橋を渡ればいいのに、線路を越して北にでたので道
に悩みました。新幹線沿いに旭川を渡って北上して祇園の町に入
りました。
水田があります。民家の横に小さな川が流れていますが、昨日
の豪雨の影響で水量が多いです。今にもあふれそうでした。
直接日が当たるので暑いです。晴れていました。水を1リット
ル持っていましたが、もうひとつ冷たいのを自販機で買いました。
でも自転車のカゴに忘れることになるから困ったもんです。
グリーンシャワー公園があります。広い駐車場に車がとまって
いました。大きな木があるので木陰です。準備して16時にスタ
ートしました。山頂まで約1.9km。約2時間の予定です。
最初から急です。道がしっかりしていて広いです。汗をかいて
きまました。拭きながら登っていきます。熱中症対策として水を
たくさん飲んでいました。
上がっていくと、日が当たる尾根にでました。ここは暑いです。
道の脇に花が咲いているのを見つけました。春を過ぎると花の数
が減りますね。
また木陰の道を歩いていたら、空が開けてきました。南展望広
場です。草原がありますが、まわりは樹林帯で展望ありません。
南の方に岡山の町が木の間から少し見えていました。ガイドに載
っている展望台はなかったです。
次に進みます。少し下りますが毘沙門天堂がありました。宇喜
多直家公が武運長久を願って建立したそうです。昔は建物があっ
たのでしょう。ここから操山が見えていました。
すれ違う人と挨拶しながら登ります。日が当たる斜面に道があ
りました。ここを通るのかと思いましたが、その上が山頂とわか
り力が入ります。
花はありません。ネムノキが少し咲いています。ベンチがあり
ますが、座っている人はいませんでした。
いわれのありそうな岩があります。その横に三角点がありまし
た。257mのピーク、龍ノ口山山頂に到着。
北側に高い木があって木陰ができています。そこで休憩しました。
ガイドに載っている立派な展望台はありません。案内地図があ
りますが古くなっていました。それでも位置がわかります。
南西に旭川が流れています。太陽の方向になるので輝いてまぶ
しいです。遠くはかすんでいました。岡山駅がはっきりわかれば
いいですね。
南の方には操山があります。古墳が多い、古代のロマンを感じ
る山です。その左奥に金甲山があるそうですが、どれでしょうか。
遠くに白くうっすらと見えていました。これでしょう。すっき
りした天気ならテレビ塔が見えるのだと思います。ここよりも高
い山です。緑いっぱいの山頂は、日の光をめいっぱい浴びていま
した。
水を飲んだので下りましょう。木陰の道です。すぐに鞍部の分
岐です。龍ノ口八幡宮に参拝するには登らなくてはいけません。
鳥居をくぐって石段の参道を歩きます。けっこう急です。石段
なのか、自然の岩場なのかちょっと悩む感じでした。
ゆるやかになって建物が見えてきました。最後の石段を上がる
と境内です。八幡宮に参拝します。神主さんがおられて、これか
らお祈りをするようでした。本殿の奥にまわります。するとここ
に展望場がありました。
まずは北東の方に田畑や家が見えます。そして石鎚神社の方に
行くと、南西の方に旭川が見えました。景色がよいところです。
旭川を眺めるなら順光の朝方がよいかもしれません。夕暮れ時も
素敵かもしれませんね。
山の上まで電気が来ていたことに驚きました。ここで生活して
いるようです。電柱沿いに下ることにしました。岩場を下ること
になります。岩場というと期待します。展望がありました。
旭川の方が見えます。そして龍ノ口山の頭が見えました。眺め
ている時は動かないで見ています。急な岩場なので転ばないよう
に注意しなくてはいけません。
アスレチックのような感覚で下りて行きました。やがて土道に
変わり、鳥居をくぐって車道にでました。
家の前を通ります。コスモスの花が咲き始めていました。花畑
の向こうに、八幡山と龍ノ口山が見えました。青空が広がってき
れいです。
車道を歩いて登山口に戻りました。まだ明るい季節です。シャ
ツを着替えて自転車に乗りました。山の南側にある史蹟を見よう
と思います。
坂道を登りましたが、安養寺の仁王門を見て本堂に参拝しまし
た。唐人塚古墳を見学します。中には石棺がありました。
賞田廃寺跡は広い草原になっています。じっくり見ると時間が
かかりそうでした。その後移動しますが、後楽園の近くで夕日を
眺めました。もうすぐ19時になります。
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