2月になって寒い日がやってきました。休みの日に晴れなけれ
ば山登りの楽しさが減ります。天気がいい時に瀬戸内海を眺めら
れる山に登りたいです。曇っていたので、山のふもとの道を歩く
ことを考えました。
窓ケ山から見えていた魚切ダム。ダムの周辺をぶらぶらしてみ
たいものです。南西側には中国自然歩道があります。山頂を通っ
ていませんが、峠を越しています。このふたつを合わせたら周遊
できそうです。景色を眺めに行きました。
自転車で八幡川をさかのぼります。だいぶ道に慣れてきました。
向山や窓ケ山が見えます。寒い季節なので、水は500ccだけ
持っていました。午前中の3時間くらい歩くつもりです。
古野に自転車を置いて歩きました。まだ民家がたくさんありま
す。魚切地区をのんびり歩いています。川の水音がここちよいで
す。黄色いロウバイが咲いていました。
近くに中国電力の発電設備があります。右側の段々畑を登って
いくと、県道の魚切下バス停にでて、窓ケ山の登山口まで行けま
す。観光案内板を見て、次郎五郎の滝に進みました。
橋を渡ったから、川の左を歩いています。滝の説明板がありま
した。植林された木の向こうに滝が見えますが、邪魔されずに見
ようと思ったら、どこかで川原に下りなくてはいけないようです。
上流につぶれたホテルがありましたが、こちらには道がありま
せん。お地蔵様が川原に奉られていました。亡くなった次郎五郎
の関連かもしれません。
ダムに向かって歩きます。左に立派な石造物が続きます。地図
に青い点線があったのでなにかと思っていたのですが、水路だっ
たようです。傾斜をゆるくして水を遠くへと流しているようです。
赤い橋が見えてきました。分岐ですが、直進先は通り抜け不可
となっていました。ここから往復してダムを見てきます。すぐに
大きなダムが目の前に見えてきました。
上からの放水はしていませんが迫力あります。上にあがる道を
探しましたが、やはりないから戻って、メイン車道の県道に合流
することにします。回り道は時間のロスです。合流する前に公園
がありましたが誰もいませんでした。
県道左端を歩きます。五日市駅から湯来温泉へのバス路線です。
けっこう車が通るから注意して歩きました。左奥にダムが見えて
います。振り返ると町が見えていました。
かすんでいるから海がわかりません。ふたつめのトンネルの手
前で左に曲がります。桜並木があります。春が楽しそうです。
すぐに駐車場に着きました。WCもあります。
車が数台止まっているからランニングなどしている人がいるよ
うです。まずは横からダムを眺めます。落ちてはいけません。
次にダムを渡ります。右側にダム湖があります。水が冷たく見
えます。水不足の心配はなさそうです。このダム湖は窓竜湖と名
付けられていました。窓ケ山のふもとにあり、権現様を奉ってい
るそうです。
またダムの下を眺めます。カメラだけ下に向けます。目がまわ
る高さです。ちょうどパトカーが巡回に来ました。ダムの上を往
復していきました。ザックに何が入っているか聞かれたことがあ
るからひやひやします。
渡りきってからもダムを眺めます。右上に窓ケ山が見えるから
うれしいです。西峰の山頂が見えていました。木がいっぱいです。
ダム湖の上流へと歩きます。
道の隅に白い雪が少し残っています。空気が冷たいわけです。
おもしろいものがないかと探しながら歩きました。ダムがきれい
に見えるところが1ケ所ありました。
やがて対岸の県道を走る車が見えてきます。下の方にも湖岸の
道が見えます。時間かかりました。短い橋を渡ったら中国自然歩
道の案内板がありました。11時48分です。ここから進む方向
を変えて山道に入りました。
落ち葉を踏んで歩きます。雪が少し残っています。割と広い山
道です。使っていないような細い電柱があります。県道ができる
以前は人々が行き来していた道です。馬も通ったことと思います。
展望はよくありませんが、木の間から窓ケ山が見えるところが
ありました。ダムを眺めたいものです。石垣が残っているところ
がありました。
入口から0.8km、標高約350mの旧河内峠に着きました。
ここからは下りです。下草が少ないからやぶこぎして山のてっぺ
んに登ってみたくなります。
どんどん下ります。やがて舗装路になり、中国自然歩道の案内
板がある、分岐の小広場に下りました。植物園まで6kmの自然
歩道が続いています。今回は河内へと向かいました。
車道の脇に、皇太子御播種黒松林石碑や免租の碑の説明板があ
ります。やがて住宅地になります。荒谷林道を歩いて行き、三叉
路で古野へと曲がりました。
河内小学校の近くです。山陽高速道が見えていました。学校前
には山根城跡があります。山道があるので城跡を少し歩いてみま
した。ピークに続く道は途中から荒れていましたが、城の郭跡が
わかりました。
その後はしばらく日が強く当たる車道を歩いてスタート地点に
戻りました。13時半だから3時間ちょっと歩いたことになりま
す。このあと帰りましたが、天気がどんよりしてきました。
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