前回は御床浦に行けなくて、大江浦から351m峰を往復しま
した。あの道はわかりにくいとこがあります。今回は悩まずに御
床浦まで来ました。神社にお参りして晴れ晴れした気持ちです。
今回のもうひとつの目標は御床山。ネットで「おとこやま」と
書いてあったからそう思っていましたが、もしかしたら「みこと
やま」なのかも。そっちの記載が多いです。岩船岳は2回登頂し
ていますが、ルート上登るつもりです。
11時半に御床浦神社でお昼休憩しました。活動を再開します。
石積の前に戻って赤テープをたどります。まだ石積が続く道。そ
して左に曲がりますが、ここも石積の横を歩きます。北側にさき
ほど散策した石積の道があります。こちらは沢沿いでした。
水が流れているから歩きにくいです。とにかく上へ。石積の向
こうに小屋が見えました。庭にきれいな花が咲いています。石積
が途切れるあたりからきれいな山道になりました。
左から道が合流した感じ。ここに標識がありました。沢沿いの
道で御床浦に誘導しています。あっちの方が道がいいのにトラブ
ルでもあるのでしょうか。しばらくゆるやかで楽な道です。
標高が上がります。水を2.2リットル持ってきていますが、
1リットル飲みました。足りないかも。暑い夏日。氷水を持って
きたらよかったです。道が急になってきました。
他の人の山行を事前にネットで見ています。逆コースばかりで
した。私は午前中に朝日が当たる経小屋山などを眺めたいから、
先に御床浦にしています。稜線は樹林帯で展望場が少ないはず。
御床山の途中に展望岩があると書いてあったので確認します。
草木に邪魔されずに歩いています。踏跡がうすいところは目印
のテープを確認。急なところにロープがありました。今回はスト
ック未使用。疲れたら木につかまって休んでいます。
標高が上がって尾根から振り返ると海が見えました。少し木が
邪魔しますが、景色が見えるのが楽しいです。1mほど斜面を下
りて南西の大竹の町を眺めました。かすんでいるのが残念。
まだあまりシダに触れていません。ひざ下は気にしていなかっ
たけどふと見ました。ズボンのすそに1mm以下のダニが付いて
ました。もう活動していますね。ダニチェックしなくては、、、
涼しい朝のうちに山に登ればよかったかなと思います。まだ4
月なのに高気圧に覆われて夏日です。木陰が多い道なので助かっ
ています。とにかく上へ。宮島桟橋まで距離があるから体調管理
が重要です。足の疲れを気にし始めました。
樹林帯なのでピークがわかりにくいけど、上を眺めた時に見え
たとこだろうからもうそろそろかな、と思った時に札と三角点が
ありました。岩があっていかにも山頂と言った感じです。13時
過ぎに364mの御床山に登頂。
弥山のように木がなければ展望がいいのになぁ。まわりは木が
いっぱい。撮影してそのまま岩船岳に向かいます。下りで30分
の記録を見ていたから、上り100mアップで40分かなと予想
しています。
岩を見つけて景色を確認したいです。圧倒されるほど大きな岩
の横を通るのですが、それよりも木が高いから展望がありません。
厳かな感じです。それでも樹間から海を眺めたりしています。ナ
ンジャモンジャ(ヒトツバタゴ)が咲いてました。
山上に出たようで稜線の道がゆるやかになります。山頂かなと
思ったけどまだ向こうでした。あと少し頑張りましょう。ここも
不意に三角点と札が出てきました。467mの岩船岳に登頂です。
すぐ近くの展望場に移動。2回登頂しているからわかっていま
す。岩場から東、南東、南の景色を楽しみます。日が当たって明
るいです。ふもとの海岸の海がきれいな色をしていました。
やはり気になるのが近くの阿多田島。大竹の小方港からフェリ
ーで行って高山に登りました。かすんでいますが、ズームして港
や集落を確認。また行きたくなりました。
大黒神島があります。その左に西能美島があります。似島は宮
島に隠れて見えません。太陽が西寄りだから、もっとくっきり見
えて欲しいのですが、、、黄砂や浮遊物質でかすむのでしょう。
南東の遠くには倉橋島の岳浦山があり、さらに奥に愛媛の津和
知島などが見えるはずです。山口の柱島も近く行こうとしている
から気になります。南の可部島で釣りをしている人がいました。
ゆっくりしたいけど先が長いので下山開始。いつかすっきりし
た視界の時に撮影に来たいです。最近は遠くがよく見える日が減
りました。南の方向は逆光になったりして難しいですね。
少し下ってまた登り、、、こっちの峰の方が高いのでは、、、
山頂を振り返りました。鉄塔があるわけでもないから、遠くから
山頂を見つけにくいかも。こちらの峰は大きな岩があって楽しい
です。私は岩の間を通れました。
ジグザグと急な道を下ります。樹林帯でうす暗い道。そしてな
だらかな道が続きます。距離をかせがなくては、、、急な砂道の
手前で宮島北部の山が見えました。402m山と502m山。
弥山山頂が見えないのが残念。
下りで足をつってしまい2回ほど休憩しています。前回と同じ
過ちをしました。ストックを使ったらよかったです。5分くらい
立ち止まって左足をほぐしました。
14時半過ぎに大川越に到着。岩船岳から30分かかっていま
す。標高も下がっています。ここからまた初めての道に入ります。
前回は様子がわからなくて、このルートをやめています。今回歩
いてわかりやすい道だと感じました。
赤テープを確認しながら広い道を下っています。沢沿いになる
と何度か渡河します。昔は車が入っていた道だろうなと思ってい
たら、草むらに放置された自動車がありました。錆びています。
漁船のエンジン音がひびいています。海岸の道までもうすぐ。
登山時に通った分岐に戻りました。このルートも覚えました。
海岸沿いの道をアップダウンしながら、帰ります。
日が西に移動しているから木陰が少なくなっています。海が見
えるところはまぶしいです。大川浦にちょっと寄ろうとしました
が、湿地で埋まるからやめました。別に道があるのかも。
足に負担をかけないように歩きます。大江浦に戻ってさらに北
に向かいます。カキ棚が水面の上にあるからまだ干潮のようです。
室浜海岸も歩けるなと思いました。
ツツジと青空を楽しんでいます。体力消耗。水はあと400cc。
もう少し持ってくるべきでした。分岐で室浜に行かずに山側の道
を使いました。やはりこちらの方がしんどかったです。
16時に広大植物実験所前を通ります。学生さんがいました。
舗装路になったので、スニーカーに履き替えます。足への負担を
変えます。奥の院分岐を通過して、大元公園へと歩きました。
夏日だけあってほんとに暑いです。水分補給が少なかったかも。
自販機で冷たいのを買って飲みました。厳島神社の浜辺を歩いて
近道します。歩いて大鳥居にいっている人がたくさんいました。
少し商店街を通ります。まだにぎやかです。閉まっている店も
ありました。夕刻は早く閉まるからお土産を買うなら早く戻らな
くてはなりません。
桟橋に17時半前に着きましたが、まだまだ青空でした。
そのまま船に乗って帰ります。いつか、あての木浦を散策しに行
こうと思います。虫がいない季節に、タクシーを利用して。
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