桜の咲く季節になりました。この年は咲くのが遅れています。尾道の山を歩きながら、春を楽しもうとしていました。青春18キップででかけました。朝早く家をでています。8:20に東尾道駅を出発しました。静かな駅でした。まずは南西へと向かいます。川沿いの桜は三分咲き。開花している花はきれいです。最初の浄土寺山への道を見つけなくてはなりません。東尾道駅からの縦走という形にしていました。
線路を越えて、西の丘に上がっていきます。地図見て感覚で歩いています。町中の山だから、路地がたくさんありそうです。ちょっと遠かったけど、やっと高速を横切ることができました。すでに浄土寺山が見えています。まだしばらく住宅地です。バスも走っていました。市民病院前を通過して、しばらく上がると、車も通る陸橋があります。それを歩いて南の方に向かいました。
また浄土寺山の山頂が見えてきます。山上までずっと車道歩きをしています。1台ほど車が通りました。駐車場に着いたら、展望場を探してみます。よい場所がないです。南側に山道がありました。ピークに向かいます。岩場を通過したらお堂が見えてきました。山頂には展望台があります。ここから、尾道の町や瀬戸内海が見渡せました。
素敵な光景です。空は曇っていますが、海が川のように続いています。南の島は向島です。177mの山頂から、千光寺山を眺めます。お寺もよく見えました。お堂に参拝して下ります。展望のある岩があるから、景色がよいです。お地蔵様もたくさん安置されていました。下っていくと海龍寺にでました。
尾道駅に近づいています。そのためか観光や参拝の方が増えました。ボランティアの方がガイドをされています。参拝しながら歩きますが、お寺が多いから全部まわれるようなものではありません。案内板を見て西国寺に向かいます。近道を探しますが、間違ってまた浄土寺山に登っていました。すぐに戻って、学校へと下ります。もう西国寺が見えています。
住宅地を歩いて、すんなりと、西国寺の東入口を見つけました。車道です。ここも初めてですが、広いお寺だと感じました。まずは本堂に参拝します。三重の塔が目立っています。近くまで行きます。ここに山頂への入口があります。狭い山道になりました。そんなに距離はありません。きれいな岩があると思ったら、ガイドに載っていたタンク岩でした。
西国寺山の山頂は樹林帯で展望ありません。標高は116mです。祠が安置されていました。戻ります。タンク岩から、千光寺山を眺めました。このままロープウェー乗り場に向かいます。目印になるので方向がわかります。迷路のような路地を歩いて、乗り場に着きました。神社に参拝します。ここから猫の小路を歩いて登りました。
ロープウェーが動くたびに、音がしています。けっこう乗っています。小路は、ねこを描いた石がおいてあったりします。もちろん本物の猫もいます。飼っているのか野良なのかはわかりません。まるまる太っています。天寧寺の三重塔が見えます。そばから振り返ると浄土寺山が見えていました。また少し歩きます。
千光寺の境内に入ります。玉岩が特徴です。お参りしながら歩いています。展望場から、西国寺山を眺めました。タンク岩も見えます。文学の小路を歩きます。石碑がたくさんありますよ。そして、展望台のある千光寺山の山頂につきました。すぐに景色を見るために上がります。
展望台からは360度の景色が望めます。瀬戸内海が見えるのがいいですね。尾道水道を船が航行しているのがよく見えますよ。向島の高見山、三原方向には鳴滝山が見えています。尾道の狭い海岸には、家がたくさん並んでいました。あそこに下りていきます。山上は広い公園だから、道もたくさんあります。鼓岩経由で下りることにしました。商店街も歩いてみるつもりです。
昔風の家々が並んでいます。道も狭いです。井戸が残っていました。探せば懐かしいものがでてきそうです。石段を下り、JRの線路をくぐって、海岸まで歩きました。尾道水道を眺めます。船が行き来しています。造船所が多いです。天気が曇っているのが残念です。海岸からアーケードに戻り、ぶらぶらと歩きます。尾道のお土産もあります。西に向かっていくと尾道駅に着きました。
桜がまだ咲き始めだったので、満開の時に見てみたいです。尾道は季節によってもいろんな表情があります。とても楽しみです。1月に移動していた時、ちょうど夕刻になったので、途中下車して夕日を拝みました。次の電車までの30分の遊びです。その時の夕日がとてもきれいでした。
|