広島の山登りで有名な堂床山は、南原峡近くの860mの山で
す。その北東の先に安芸高田市八千代の堂床山があります。かな
り前に登ったことがありますが、産直の掲示板で見た鷹の巣山が
近くにあるそうだから行ってみました。
登山口は以前使った八千代湖側の釣堀口。近くに湖の駐車場が
あるから便利。9時過ぎに入山。12時前に戻ってくる予定です。
堂床山まで6kmの道標を見て進みます。標高約260m。
左に川があるゆるやかな植林の道。車が入れる広さがあります。
すぐに苔むした景色に、、、雰囲気が素敵です。前に、草木がい
くらか邪魔したので通りたくないと思っていました。今回はヤブ
はなかったです。
道が細くなって崩壊しているところがでてきました。こうなる
と軽自動車でも通れません。復旧はしないのでしょう。東側に上
への林道があるから。シカが鳴いていました。
渓谷沿いの道です。三田谷の白糸の滝に到着。昨日の雨で水量
が多いようです。すがすがしい景色。下りて眺めたくなります。
どうしても木が邪魔します。少し進むと滝の上側になり、川に近
づきました。
このあとマイナスイオンを吸いながら、小さな滝を見て歩きま
す。とても楽しい景色。写真を撮りますが、倒木が景色を悪くし
ています。なかなか撤去できないようです。このコースは小さな
渓谷が満喫できます。たまに水が流れる沢を越します。
路肩崩壊注意の看板があり、歩きにくいところがありました。
下に落ちないように注意。私も土に手を当てて支えにしました。
大きく谷に落ちることはないでしょうが、滑ると汚れます。1ケ
所ロープが張られていました。
30分で上の砂利林道に合流。安心して歩けます。ここは今で
も車が通っているようです。が少し荒れていました。曲がりくね
りながら上へ。
道標がないので不安になります。山道があっても、地図をよく
見ないとわからない感じです。堂床山への近道を確認しそこない
ました。
日が当たるところに草が伸びています。水滴がついているから
裾と靴が濡れました。久しぶりに靴下が濡れて嫌な気分。ススキ
が穂をだしています。秋がやってきます。気温が低くなってさわ
やかな空気でした。
林道ピークから下り始めたら道標を発見。消えていますが「水
源の森」となんとか読めました。木が古くなっていますが、きれ
いな遊歩道を登ります。一度ゆるやかに下ってまた登ります。
展望はありません。小さなアンテナを通過。
蜘蛛の巣によくひっかかります。あまり人が来ないのかも。
最後の坂を上がると山のピーク。5m手前に道標があり、分岐を
下るとキャンプ場に行けます。あとで往復することになります。
さてこのピークが鷹の巣山山頂でいいのでしょうか。山名札が
ありません。木造のような建物とアンテナが設置されています。
小さな電波塔。ここから南東の景色が見えました。神ノ倉山も
見えていると思うのですが、、、土師ダム下流の江の川や周辺の
田畑も見えました。
少し先に下ってみると「水源の森」の案内板がありました。こ
この水が日本海に流れるそうです。その先が荒れている感じなの
で、引き返してキャンプ場に下りました。
植林の道。木の名前がわかるように名札がいくつか設置されて
います。道路に近づいたら山道が不明瞭。なんとかたどって舗装
路に下りました。キャンプ場近くです。
炊事場が見えたので上がっていくと琵琶ケ池が広がっていまし
た。風がなくて静かな湖面です。透き通っていませんが、浅いと
ころに小さな魚が泳いでいるのがわかりました。東屋がある景色
が素敵です。
キャンプ場のロッジが並んでいます。日曜だけど誰もいません。
夏が終わったから? 時間があれば堂床山まで行きたいけど、今
回はないから戻ります。鷹の巣山が見えますが、山頂に目印欲し
いです。低いアンテナだと見えませんね。
林道を使って帰れますが、もう一度同じ山道を登って鷹の巣山
に登頂。アンテナのところより高いところはやはりないようです。
先に進んでみたら東屋がありました。
昔は良い展望があったのでしょう。今は木が伸びて視界を遮っ
ています。樹間から南東のふもとが見えます。国道54号線を車
が走っています。八千代産直市場も見えました。
11時すぎたので下山開始。同じ道。下りはやはり早いです。
林道をそのまま下ることも考えましたが、やはり三田谷経由が近
いです。注意して下りました。黒いヘビがいました。
12時前に県道5号線に下山。釣堀は子供たちがいてにぎやか。
八千代湖を眺めます。土師大橋が見えました。2時間半の山行。
いつか八千代産直側から堂床山に登ってみようと思います。
|