岩国港から柱島行の高速船に乗りました。黒島と端島に寄港し
ます。3島めぐりたいけど、船の時刻を見て柱島と端島に決定。
片道1830円かかるので、まだ安い黒島は単独で行くこともあ
ると思っての計画です。
14時15分の便で柱島から柱島に移動。350円なので別の
日に訪れるより安くなりました。8分ほどで到着。2時間滞在し
ます。桟橋を上がって港を見ます。クラゲやふぐがいました。
家はありますがお店があるのでしょうか。学校は休校中です。
柱島にはあったけど、ここに自販機がないそうです。島の方に見
壁山のことを聞いたら、松の木が枯れて道が荒れたそうです。
タコウ山は斜面の農道を一周できるそうです。
海岸近くに鳥居がありました。端島神社です。さっそくお参り。
浜辺に落ちていた砲弾の残骸が置かれています。横にシャチホコ
があり、お祭りの時に引っ張っていた「いのこ石」もありました。
学校への道と分かれて農道を上がります。ずっと舗装されてい
る道。太い木があります。そして竹林の横を歩きます。タケノコ
が伸びていました。立札がでてきましたが、ここから歌の散歩道。
歌が好きな方が多い島です。
標高が上がっています。ササの落葉の間をフナムシが動いてい
ました。海岸から離れているのにいるんですね。まさか丘フナム
シなんてのがいるのでは?
西側の道を北に進みます。木が少ないところから西の景色が望
めます。すぐにわかったのが、山口広島県境の甲島。白っぽい景
色です。右奥に大竹市の忠四朗山などがうっすら見えていました。
少し移動して南西を眺めます。高速船で近くを通った伊勢小島
が見えます。その奥に前島や城山があります。銭壺山や大将軍山
も見えます。すっきりした視界の日にまた眺めてみたいです。
右手側が山側。石階段がけっこうあります。こちらは畑があっ
たのでしょう。あとで聞きましたが、ふもとから登ってきて畑作
業をしていたそうです。
イノシシに注意してと言われています。タコウ山山頂から離れ
ますが、車道ピークまで行くことにしました。はっきりした山道
がありません。三角点のある山だから管理されてると思ったので
すが、、、
尾根沿いに歩いてみます。踏跡があるけど、倒木や草で荒れて
います。小峰ピークの向こうはササが多いから断念。山頂はひと
つ向こうの峰でした。戻ります。
農道を引き返します。時間を確認。気になっていたところまで
戻りました。はっきりしませんが、下草が少なくて植林があると
ころです。尾根をつたってみます。
うすい踏跡があるけど目印がありません。一応歩けます。ササ
が多いところを迂回。北側の木がある斜面へ。ツタをどけてピー
クをめざします。
また少しササが増えたなと思ったらピーク。杉の木が8本くら
い並んで生えています。ここが山頂のはずですが、、、三角点が
見当たりません。散策しますがわかりません。
まだ先に高い木があるから、別に峰があるのかも? 下ってみ
たら太い竹林でした。歩きやすいきれいな竹林。散策はおもしろ
いけど急ぎます。東側に下りてもやはりさっきのところが高いの
で戻りました。
三角点はササに隠れたのかも。もう少し時間をかけて探したら
よかったかもしれません。家に帰ってネットで検索して、gomen
さんのブログ(写真c!)を見て、杉の木が並んでいる端に三角点が
あったのを知りました。
この時は登頂した気分がしませんでしたが、あとで確認できま
した。先に見ておけばよかったです。登頂できていてうれしいな。
北側のはっきりした道を下ります。すぐに荒れますが、木をつ
かんで斜面を下りるとすぐに農道が見えました。山頂から4分経
っていません。港までの時間がわからないので、車道ピークから
どんどん下ります。
石積があるから昔は人がよく出入りしていたのでしょう。分岐
で右に下っていくと、廃屋や電柱があり、そして民家の前に下り
てきました。夕涼みされています。風が気持ちいい道路です。
柱島と小柱島を見ながら、おじいさんの話を聞きました。昔は
連合艦隊の停泊地があって軍艦がよく行き来したそうです。子供
の頃に見られたそうです。また下っていくと、おばあさんも夕涼
みをされていました。
港周辺の民家を眺めます。屋根瓦がきれいで、まだ人が住んで
いると実感できます。車道から路地に入って港に戻りました。
あと20分くらい。キップを買って堤防から海を眺めました。
心地よい穏やかな日の波音。近くに柱島と小柱島が見えます。
ズームして石小島や島尻の浜を確認。小柱島の左奥に、黒島や倉
橋島の岳浦山や火山が見えています。
16時24分の高速船がやってきました。まだ明るい時間。
島に宿泊して夕日や朝日を眺めてみたいけど、日帰りします。
端島の浜辺や見壁山近くを見たいので、また行きたいと思います。
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