忙しかったので、9月から遠くの山を控えています。1泊して
でも行きたい紅葉の季節。とうとう12月になりました。晴れ日
が続きます。こうなれば県境付近の高い山に登らなくては、、、
家を8時にでたから早い時間ではありません。冠高原の松ノ木
峠を下ります。岩国市です。寂地峡の駐車場を利用するのは2回
目。1台停車していました。9時15分過ぎにスタート。たくさ
ん景色を撮影したいです。
宇佐八幡宮にお参りしていきます。厳かな神社。舗装路に戻っ
て進むと木目ノ滝案内道標がありました。林道に進みます。
日が高くて明るいです。観測所のある羅漢山が見えていました。
林道歩きは長いです。瀬戸内の広葉樹はまだ葉っぱがあったの
に、こちらはほぼ落ちています。道にたまっています。左手側、
川の向こうが目的の容谷山の斜面です。山頂は見えていないでし
ょうね。
もくもくと歩きます。倒木や大きな落石がないから手入れされ
ている道です。10時に木目ノ滝に到着。道標から2.7km地
点。木があるから道路からきれいに撮影できません。
滝からすぐに山道入口にたどりつきます。案内板を見て赤い鉄
橋を渡ります。山道がきれいでわかりやすいです。沢沿いに谷を
進みます。先に容谷山に行くのは、下山時に寂地峡を通るつもり
だからです。
静かな山道を進みます。道標が500mごとにあるから判断し
やすいです。大きな滝はありません。絵になるものといえば、途
中にもあった赤い鉄橋ぐらいかも。標高を上げていきます。
ひんやりした空気。熊に注意して音をだしています。沢から離
れて、藪ケ峠に着いたのが10時半すぎ。地図を確認します。
汗をかいていますが夏ほどではありません。
峠から容谷山を往復します。小五郎山に縦走している山道は、
はっきりしたよい道。ササが刈られているところもあります。
アップダウンしながら進みます。途中ひとりすれ違いました。
左手側に右谷山、右手前方に小五郎山が見えます。樹林帯なの
で木の枝もいっしょに見ています。開けた展望場がありません。
太陽の方に向かっています。正面に見える高い山が容谷山と思っ
たのですが、、、
ブナの木がきれいな山道を歩きます。道標がないリボン目印の
分岐。右が小五郎山で、左が容谷山でしょう。左へ。
しばらく進んだら1つのピークに到着。少し広いところです。
もう高い山がないようなのですが、、、 もしかしてあれかな。
まだ離れた所にあります。急坂を下るようになります。
戻るのが嫌になる道。鞍部からまた登り。目印があるし、踏跡
もわかります。山陰の部分。まだ霜が残っていました。さらに斜
面を登ります。道がわかりにくいところが少しありました。
下草がない植林だから山道があちこちにあるように見えます。
なかなか容谷山の頭が見えません。樹間から景色が見えないか
探しながら歩いています。寒くなる季節、体が硬くなってきてい
るから運動不足なのかも。たまに手をあげて伸ばしています。
ピークに近づいたと思ったら倒れ掛かっている白い三角点が見
えました。樹林帯の中の容谷山山頂。標高1032m。「いれさ
に」で覚えやすいです。狭い山頂。木が景色を隠しています。
広葉樹の方は落葉しているからまだ山の稜線が見えます。広め
の樹間を探します。右谷山がきれいに見えません。寂地山や吉和
冠山がきれいに見えました。日が当たっています。
冠高原から右の方に鬼ケ城山があります。南東方向、奥に山が
続いています。その奥に白っぽいものが、、、瀬戸内海だと思う
のですが雲なのかも、、、海岸から離れた山です。
南の方の羅漢山が見えないのが残念。場所によってなんとか見
えるところがあります。観測所をズームして確認。ふもとの高速
道路や田んぼが見えました。展望台があればいいのにね。
南に縦走して下山したい気持ちもありますが、藪ケ峠に戻りま
す。同じ道なのでアップダウン。急坂があるので疲れます。南を
背にすると、日が当たった景色を見ながら歩けるので楽しいです。
12時すぎ。藪ケ峠すぐ手前の小峰でお昼休み。シャツを着替
えました。まだ時間があるから計画通り右谷山に登れます。容谷
山がヤブでなくて、わかる道だったからよかったです。静かな晩
秋の山でした。山行は右谷山に続きます。
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