6月の第一日曜は広島県の山の日。どこかに登らなくては。
まだ広島県側から山口県の羅漢山に登っていなかったなぁ。バス
停から距離がありますがチャレンジしてみます。どんな道かな?
宮内串戸駅から8時半のバスに乗ります。もう1時間早いのが
あればと思うけど、いつも数人しかいないから。
いつものように津田を通過して行きました。
栗栖橋を渡ったところに津和野街道の山道入口があります。
ここまで下山してきたいです。変電所を通過して悪谷(あくたに)
で下車しました。9時半前にスタート。
以前津和野街道を歩いた時に下ってきた道です。ベンチができ
ていました、まだ新しい案内板があります。川沿いに歩きます。
日が当たっている水は透き通ってきれいです。だんだん岩が増え
てきました。
比丘尼ケ渕です。岩の間の狭い水路にたくさんの水が流れてい
ます。広かったら天然のスベリ台ができそう。小さい川だけど雰
囲気がいいです。植林に入ります。木陰です。
松ケ峠を通って栗栖に通じる道がある分岐。津和野街道を中道
地区へ歩きます。中国自然歩道の道標があります。鳥が鳴いてい
ます。道を上っていくと越ケ原に到着。草原の色がいいです。
分岐で悩んでいます。以前は右の道を往復。初めての左ルート
を歩いてみたいです。津和野街道の表示がありますが、どこをさ
しているのか不明。さしている方向は今からの道ですが、、、、
すぐに石積みがありました。家でも建っていたのでしょうか。
そこで狭い方の道に曲がります。上中道にでるそうです。道案内
があるから、ササが多くてもわかります。
道に水が流れているからベチャで靴が埋まります。端を歩いた
りしますが、バランス悪いです。用がなければ越ケ原分岐の右の
道がよいです。下山時はそうしました。
上中道地区の車道。畑の手入れをされている方に挨拶します。
板押橋を渡ってまた山道に入ります。広くて歩きやすい道。しば
らくしてまた車道に合流。板押峠の少し南側です。羅漢山1.8
km表示の道標がありました。近づいています。
悠遊の里の別荘を見てさらに山の上へ。まだ舗装された道が続
きます。小学生くらいの子供さんを連れた家族が山登り中でした。
お子さんが少しぐずっている感じ。休憩舎の先からまた山道です。
あと0.9km。
樹林の道を進みます。岩が増えてきました。石仏がおいてあり
ます。そしてまたお地蔵様。ここが男岩のようです。狼城と書い
てありました。ちょっと上がってみます。
赤い岩です。どのようにしてできたのか造形されたような岩で
す。上から東の景色を眺めます。横山が見えます。この岩から下
りるのにちょっと悩みました。ケガしないように。
また山道を進みます。下りになって岩がありましたが、道がな
くなったような、、、戻ります。分岐がありました。右の道はサ
サが多いです。ピンクリボンがあったので30mくらいで、はっ
きりした道に抜け出せました。
植林です。また道が急になってきます。そしてまたササが多く
なります。狭くてとても急な道。木やササをつかみます。ロープ
があってササがなければいいのですが、、、休憩場に悩みます。
けっこう長いササ道。体力を使いましたが、雨量観測所のドー
ムにたどりつきました。知っていたら避けた道です。下山はこの
分岐から生山峠に下ります。
あともう少し歩いたら展望東屋がある羅漢山山頂です。
標高1109m。12時16分、スタートから2時間半経って
います。服にダニがついていないかチェック。雲が風で流れてい
ます。山上も日がさしたり陰ったりしていました。
シャツを着替えて撮影します。
東から、南東、南の展望。近くに三倉岳があります。大野権現
山、宮島、経小屋山、傘山、高鉢山、黒滝山、白滝山などが見え
ています。東の方、木が少し邪魔しますが広島の三角州や黄金山
がうっすら見えていました。
遠くがどうしても白くかすんでいます。傘山の電波塔をはっき
り確認したいけど。。。春先に登った黒滝山の向こうに海岸が、、、
岩国空港が見えていました。
岩国市街地は南の方。大応山の左奥に周防大島がうっすら見え
ています。岩国城の天守閣が確認できたらいいのですが、、、
太陽の方向で見えにくかったです。
柳井の方に琴石山など見えているはずですがどれか悩みます。
周南の方の山も似たようなのが多いです。西の方向は木が邪魔し
て見えません。東屋からも眺めます。ここに方位板があります。
三角点の近くからは北の景色が見えませんが、東屋からよく見
えます。壮大な西中国山地。右谷山、寂地山、冠山がそびえてい
ます。左奥の北西に島根県の香仙原や安蔵寺山が見えます。
冠山の右奥が恐羅漢山。広島県と島根県の最高峰です。こちら
からはスキー場が見えないみたい。北東には十方山があります。
山が続いています。人が少ない山間部です。
子供さんたちも無事登頂。あのササ道をよく頑張りました。
羅漢山には磁石石があります。方位磁石が狂うそうです。
40分ちょっと滞在。昼食も済ませました。下山します。
植林の広い道、ササがなくて歩きやすいです。段差はあります。
鉄塔の横を通って車道にでます。羅漢高原に行き来する車が通り
ますが静かです。たまに安置されている石仏があります。
大蛇伝説がある生山峠。民家が1軒あります。ここが岩国市と
廿日市市の境になります。下ります。板押峠で案内板を確認。登
山時の山道に戻れますが、車道を下ります。なるべく違う道を。
中道地区でまた津和野街道に入ります。こちらの方が広くて歩
きやすいです。ササがなくてベチャもなし。越ケ原に戻りました。
ここから同じ道を歩きます。ゆるやかに下る植林です。
分岐で考えます。悪谷バス停まで1.9km。津和野街道で上
栗栖バス停4.8kmで、松ケ峠までの登りで体力と時間を使い
ます。以前下った道ですが、そんなにきつくなかったはず。
あと1時間50分で十分下山できると考えました。
雲が増えて陰る時が多くなっています。空気が乾いているのも
あってあまり汗をかきません。松ケ峠の案内板がありました。
ここが横山の入口。以前登りましたがわかりにくい道です。
この先まだ上りです。ゆっくりと歩きますが良い道です。
昔からクマに注意しなくてはいけないところです。ピークのかご
立岩に到着。案内板の距離をみてもここが松ケ峠だと思いますが、
表示板がありません。
下っていきます。時計を見て気が楽になっています。活動が6
時間すぎると足の指が痛くなる靴を履いているのが気になります。
慣れない靴です。山の東側になるのに日が差し込む時があるから
6月だなぁと感じます。
川沿いの道になりました。水があると安心です。茶屋床を通過。
道が整備されたところもあります。川の水があふれる時があるの
でしょう。昔の人が行き来していた街道です。今は歩く人が減っ
ています。
一里塚跡を通過。道に石が増えてきました。石畳があります。
ベチャの時に泥に埋まらないのはいいのですが、土道と違って足
に負担がかかります。落ち葉がたまっていると撮影しても石畳と
わからないかも。
観音滝を見ました。10mくらい奥に入って撮影。水の流れが
きれいなところがあります。岩の上を流れていると趣があります。
撮影ポイントの札。振り返ると石畳がきれいでした。
双子淵を見ます。ここに大杉があります。太い幹です。最盛期
はどこまで伸びていたのか気になります。少し指が痛くなってい
ますがどんどん下ります。炭焼釜跡を通過します。分岐でバス停
の方に進路を変えました。
車の音が聞こえます。観音原にでました。車道になると観音堂
があります。観音岩が奉られていました。舗装路になって民家が
あります。途中で自然歩道の山道を少し下って、栗栖の入口に下
山しました。ここには以前同様、カカシがあります。
まだ明るい16時半です。栗栖橋を渡って上栗栖バス停に着き
ました。汗が乾いていますが、シャツを着替えてバスを待ちます。
予定通り49分に来ました。行しと同じ運転手さんでした。よく
歩く山の日になりました。
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