電車に乗っていると大竹駅近くから電波塔がある山が見えます。
高くない山です。電波塔があるから管理道もありそうです。地図
を見ると233mの三角点がありますが山名がありません。車道
が山頂近くにあります。どんな山か調べてみたいと思いました。
寒波がきています。日本海側はかなりの雪。瀬戸内は晴れに変
わったので午後からでかけました。1時間早くでたらよかったけ
ど、、、軽く準備してでかけました。着替えるつもりはないけど
替えのシャツも入れて。
大竹駅に着いたのが14時半前。太陽は南西にあるから北東の
景色が明るくてきれいなはずです。大野瀬戸や宮島、大竹の町や
阿多田島の景色を楽しみに登ります。
山道の入口を知りません。地理院地図の点線をたどるつもりで
す。だめだったら車道。山のふもとに畑がありますが、民家もま
だあります。小川沿いの道を選びました。案内はありません。
標高が上がって振り返ると大竹の町や阿多田島が見えます。ま
だ広がりを感じません。イヌノフグリの花を見て土道を進みます。
堰がありました。左に階段があるから上っていきます。
石垣があるから昔は畑だったのでしょう。今は竹が生えていま
す。道が不明瞭。なだらかに南に100mくらい歩いたらきれい
な山道に合流。位置を確認するために50m下ったら鉄塔があり
ました。この辺りに管理道が2つあります。
戻って山道を上ります。けっこう急なところがあります。なに
かつかむものが欲しいです。土をつかむ時がありました。息をき
らして上へ。境界杭が続いている道です。展望はありません。
やがて石柱がある縦走路に合流しました。
右が三角点だと思うけど、正面を下った先にも高いとこが見え
ます。100mくらい進んでみました。車道に合流。広い駐車ス
ペースです。案内板に散策道と書いてありました。
石柱に戻って北へ。少しシダが多いところがあります。樹間か
ら高速道が見えます。そして少し開けたところから北西の忠四朗
山が見えました。ここから見ても高く感じます。
あともう少し上ったらなだらかな山上の道です。三角点を探し
ます。一番奥の草原にありました。木に囲まれています。
233m峰。仮に「立戸(たちど)山」と名付けられていました。
すぐ北側に下る山道があります。あとで。
その横に明るい展望場がありました。柵がないところで、8人く
らいが定員かも。ここから大竹の町と瀬戸内海が広く見渡せます。
日の出を見るのにもよさそうです。
まずは大竹駅を確認。フクヤの看板が目印。ズームで確認完了。
駅からもこちらが見えています。電車が通ると音がします。撮影
しなくてはいけませんね。鉄橋を通る時に写し損ねました。
大竹の海岸には工場があって煙突からもくもくと煙がでていま
す。蒸気を出し過ぎると雲になって青空が消えそうでちょっと心
配。工場の夜景をいつか見てみたいです。
海に阿多田島が浮かんでいます。その奥に大黒神島、そして倉
橋島が見えます。左に目を移すと西能美島、宮島と続きます。
宮島南部の岩船岳は見事です。自然がたくさん残っている山です。
宮島西海岸をズームして眺めます。砂浜や岩場などおもしろそ
うです。カキの養殖をしているところもあります。フェリーが見
えますが木が邪魔します。北東方向は後から行く大河原山北展望
場がよいです。
小瀬川の向こうが山口県の和木町です。和木駅に下山していく
つもりです。鉄橋の左に国道2号線の栄橋が見えます。今は新橋
工事中です。この方向は岩国空港があって、その奥に長い周防大
島があります。手前に柱島が見えていました。
南の方に大河原山があります。あとで行きます。山の向こうに
見えているのが岩国山と大応山だと思います。目印が欲しいもの
です。晴れているのに流されてきた小雪がちらつきます。ビデオ
に写りました。
北に電波塔が見えるから行ってみます。少し下ると1つ目の電
波塔。車道に合流したら2つ目の電波塔があります。この先にも
山道がありますが、いつか確認したいです。北側斜面は陰で少し
雪が残っていました。
立戸山から移動します。石柱から南下してすぐに大河原山北展
望場。ベンチと案内板があります。広いしよく見えます。先ほど
と違って大野瀬戸が見えます。宮島航路も確認できました。厳島
神社が見えないのは残念。
今回の目的の1つである、広島の町をズームしてみます。高い
ビルがありますが、中心街(中区)のビルは見えないようです。
五日市の建物や八幡川河口、廿日市大橋や海老山を確認。
今度は南東の方。小瀬川や栄橋や大和橋が確認できます。
八幡宮が見えますがあとで寄ります。撮影後にまた登り道です。
短い距離です。上がりきったら広場にでました。
ここが大河原(おおごうら)山山頂のようです。標識はありま
せん。開発されて平たくなったのでしょうね。特に展望はありま
せんが、振り返ると大鉢山が見えていました。少しスマホを見て
から下ります。
鉄塔の横を通過。ここは展望悪いです。すぐ下に大河原山南展
望場がありました。まだ大竹駅が見えます。夕刻になって山のふ
もとが陰になっています。暗くなると写真が暗くなるので早めに
写します。
この近くに大河原池があったようなのですが見落としました。
南に向かおうとして、すぐに分岐だったから土嚢が続いている南
東側に下りました。どこに下山するのか興味いっぱいです。
道が曲がりくねっています。ゆるやかだから作業用の機械が通
った道ではないかと考えました。やがて竹林の道になります。
そして墓地の横になって、白石2丁目の住宅地に下りました。
ここには登山口案内がなかったです。
山陰になった町を南に向かいます。和木駅なら近道もあったけ
ど、とにかく小瀬川をめざします。信号を渡って小瀬川の堤防に
着きました。太陽が山に隠れています。あらら、日が当たった景
色を取り損ないました。
車が通れない堰の上の歩道。山口県になります。河口の方が中
州もあって水深が浅そうです。大和橋が見えています。和木駅に
進路を変えましたが、瀬田八幡宮の案内を見たのでお参りするこ
とにしました。
本殿まで参道を上がります。人がいなくて静かです。お参りし
てまた戻ります。八幡山への道があったのでいつか行ってみよう
と思いました。交差点から役場の方に進みます。
17時半に和木駅に到着。遅くなりました。立戸山に長居した
のも原因です。日が沈んで暗くなると空気が冷たくなります。
電車の中は温かかったです。暗い中を自転車で帰りましたが大き
な丸い月が昇りました。
立戸山も大河原山も手軽に登れる里山で展望もよいです。これ
から観光地としてアピールされそうです。崖崩れを直して道を整
備してから宣伝するのかもしれません。こんなところに良い山が
あるのを知りました。また別ルートを探しに行きます。
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