徳山港から船に乗りました。瀬戸内海の大津島に行きます。ほんとなら島遊びで楽しい気分ですが、ここは第二次世界大戦の時に、回転の訓練所、発射基地があったところです。多くの若い方が亡くなられた思いが伝わってきますが、その後の島と山がどのようになっているのか見に行きました。
天気がどんよりしています。7月だけど強い日ざしがありませんでした。馬島港に上陸すると、大きな町があるようには思えません。釣りの人が急いで、釣り場に移動しています。ここから歩いて山登りします。その前に回転訓練基地跡を見てきました。ひんやりしたトンネルを通って基地に入りました。古い建物に波が当たっていました。
楽しい気分とはいきませんが、トンネル手前に戻って、鬣山に登ります。見張り所までの軍用道路だと思いますが、広い山道を歩きました。展望所は、今では展望が悪くなってきています。すぐ上が山頂ですが、ここも展望ありません。広場になっていました。
次は長い車道を歩く、大津山に登ります。軍用道路も荒れています。うす暗い中歩きました。ゆるやかだけど長い道になります。兵舎跡も草があり、ヘビもいました。ここから海がよく見えたのでしょうね。今は木があります。このあと細い山道を通って山上になります。
大きな高射砲陣地跡があります。特に今は危険なものはないようです。なだらかな平地で、ピークが特定できません。展望もあまりよくなかったです。海をもっと広くみたいですね。いつか展望場ができるのかもしれません。同じ道を下って馬島港に戻りました。
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