旅伏山から縦走して伊努谷峠で少し雨宿りしていました。カミ
ナリが東に離れていき、小雨になったので鼻高山に向かいます。
天気回復で鰐淵寺に下山せずに活動を続けられました。
道標を見て稜線を上ります。もうそんなに距離はありません。
樹林帯なので展望はよくありませんが、日がさしてきたので木陰
が助かります。少しずつ進みます。
雨が完全にやんでいます。またセミが賑やかに鳴きます。最後
の急坂を上ったら山頂。撮影時に声を出すから手前で休んで息を
整えます。13時半に登頂です。峠から30分。
山頂は広くありません。三角点やベンチがあります。
標高536m。チョウチョがたくさん飛んでいます。高い木がな
いから日がよく当たります。照りつけて暑い中で景色を見ました。
出雲の町を眺めます。旅伏山の展望場よりも市街地に近づいて
います。それでもかすんでいるからはっきり見えません。三瓶山
もはっきりしません。
大社湾が見えます。斐伊川の流れがよくわかります。北東に十
六島湾が見えました。山に風車がいっぱいあります。
たまに風が吹くから気持ちいいです。三角点のそばに少し木陰
があります。長居せずに下山開始。山道がいくつかあるので、ど
こを下ろうか考えています。
展望がない道を下ります。5分かからずに三方界に到着。弥山
の方に歩いて行きたいけど、駐車場から遠くなるので計画通り線
路側に下ります。谷ルートを考えていましたが、尾根ルートにな
りました。
誰にも会わずに下ります。月廻り峠から、まっすぐ高鍔山に向
かいます。踏跡がうすくなって、道が少し荒れています。目印の
テープを追っかけました。
あまり人が入らない尾根ルートなのでしょうか。道が不明瞭。
そんなところは赤テープがたくさんありました。確認しながら下
ります。昔は人が生活のために入っていたところのようです。
道標にあった高鍔山に向かいます。少し登ったら祠がありまし
た。14時過ぎに高鍔山山頂。標高は380m。
展望はありません。最初は「たかあごやま」と思っていましたが
「たかつば山」でした。
そのまま下ります。下草が伸びていたりして蜘蛛の巣が多いで
す。くっついたら取りながら下ります。1回蜘蛛が手にのってき
ました。顔に糸が付くのが嫌ですね。
どんどん下りますが、なかなか標高が下がりません。住宅地ま
で距離があると感じます。だんだんうす暗くなってきました。ま
たカミナリが近づいています。急いで下り、シカ避けの柵を通過。
ここに登山口札がありました。
畑の横の道、雨が降ってきました。少し木の下でじっと雨宿り。
カミナリは離れたところから東に移動したようです。小雨になっ
てまた歩きます。民家が見えて車道に合流。けっこう雨水がたま
っていました。
このあとは雨が降りません。その代り日がサンサンと照り付け
ます。バス路線の国道431号線、出雲大社から遠ざかるように
東に向かいます。電車を使うか悩みましたが、少し離れているの
と時刻未確認だったので、根性で歩くことにしました。
車がよく通るから、注意して端っこを歩きます。観光案内の道
標がたまにあります。鳶ケ巣城跡など立ち寄りたいけど、パワー
スポットの立石神社に行きたいから、駐車場に急ぎます。
自販機があるから冷たいジュースを飲みました。持ってきた水
はちょうどなくなりました。水分補給のためよく飲みました。
それにしても暑いです。影が少ない道。太陽を背にしているの
が救いです。なかなか日が傾きません。まだ夏。もう一度日焼け
止めを塗っておきます。
1時間ちょっとで戻れると思っていましたが、なかなかつきま
せん。線路沿いの道になって美談駅が見えました。ちょうどピン
クの電車がきたから撮影。楽しい絵が入った車輛です。
少しでも近道したいので旅伏駅まで行かずに山側に入りました。
車がいないと歩きやすいです。山のふもとだけど山陰がありませ
ん。やっと金山地区に戻りました。
康国寺に到着。本堂にお参り。このあと旅伏山登山口駐車場に
戻りました。17時前、車道歩きに2時間かかっています。
今回はズボンが濡れたこと、立ったり座ったりが多かったこと、
車道を急いだことで、珍しく股ズレができました。このあと立石
神社に行きましたが、あまり擦らないように注意して歩きました。
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