1月から仕事が忙しくなりました。あまり長い山行ができない
ので、雪のない瀬戸内の里山を探して登ります。なるべく初めて
の山がいいです。地図に名前があるところを選びました。
呉に用事があったので、広駅から近い山にします。白岳山に登
ります。瀬戸内の展望があるといいなぁと思いながらでかけまし
た。広島駅から広駅までは電車の本数が多いです。ひとつ先の仁
方駅からでも登れます。
10時に広駅に着いたのですが、12時すぎてスタートしまし
た。線路を西に渡って登山口探しです。日曜なのに煙をだしてい
る大きな工場があります。天気がよくてポカポカでした。
地理院の地図を持っています。山道があるから、そこに入って
みました。昔は家があったところのようです。だんだん草木が多
くなってきました。イバラもあります。最後は荒れて進むのが嫌
になりました。別の道があるはずです。戻ることにしました。
自転車を押していた、おじさんに聞きました。下からと峠から
の入口があるそうです。峠口を選んで上に進みました。車道を歩
きます。途中北東に広の町や灰ヶ峰が見えました。
さらに歩きます。くねっているから距離は長いです。白岳山を
ぐるっと回っている感じです。西の海岸の広小坪に向かう車道で、
たまに車が通ります。やがて峠です。北側に電波塔に向かう車道
があります。ここからは細い山道に入りました。
最初は細竹が多いところですが、道の竹は刈られていました。
石垣があります。急になった坂を登ります。樹林帯で展望ありま
せん。木の間から瀬戸内海が見えています。
踏み跡がはっきりしているから、道がよくわかります。正しい
山道だと、この山は案内が多いところでした。小峰を3つ越えて
山頂に向かいます。けっこう回り道になるコースでした。
東にヒークが見えてきました。三角点があります。小広場にな
っていました。白岳山山頂、358mです。
ちょっと登るには手頃な山ですね。
山頂からの展望はありません。瀬戸内海が見えないのが残念で
した。山頂には3つの道があります。どれも広くてわかりやすそ
うな道です。北東の道に下ります。戻らないから周遊になります。
この下りは急なところが多かったです。登りに使えばよかった
感じです。途中、広の町や灰ヶ峰が見えるところがありました。
広くゆるやかになった山道を歩きます。
えぇーーー、橋みたいなセメント道があります。
堰堤のようです。両脇に杭がありますが、ロープもクサリもあり
ません。下を覗くと20mくらいの高さがあります。
めまいがしますね。危険だから注意しなくてはいけませんが、
おもしろいです。これから安全管理されるんでしょうね。
渡り終えたら、石垣があります。戦時中に何かの施設があった
ところのようです。また急なところです。石段を下りますが、ロ
ープがあるところもあります。
懐かしい木の電柱を見つけました。電線はありません。ピンク
リボンをたどっていますが、ゆるやかになって悩みました。急に
曲がってるんですね。そのあとは住宅地にでました。
振り返りましたが、登山口の案内はありませんでした。ここか
らは仁方駅の方が近いのですが、広駅まで歩いて帰りました。
きれいな山道があって、山頂に立つことができてよかったです。
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