初めて走島に上陸して無事高山に登ってきました。八幡神社に
お参りした後、北の海岸に戻ります。帰りのフェリーまであと2
時間、どこを観光しようかなと考えました。
村上神社から郵便局前を通って海岸に出ました。フェリーの港
の東側の漁港。新年だから大漁旗がはためいているようです。
近くに金刀比羅神社、胡神社などがあったのでお参り。島の方
が航海の安全などを祈願されているのでしょう。地元の方に島の
様子を聞きました。天狗山に登るのはやめて、唐船地区まで往復
します。30分くらいと言われました。
海岸沿いの車道を歩きます。少し上りがあります。たまに車や
バイクが通ります。静かです。島の東側に向かっているので、笠
岡市の山や島が見えてきました。どのように見えるのか撮影した
かったのです。
年末に登った神島の栂丸山、2回行ったことがある白石島や北
木島が望めます。午後になって日が当たる明るい斜面を望めます。
走島は雲で陰っていましたが、たまに日がさし込みます。
立石山やバックリ山を確認して歩きます。貨物船がいるから動
いて欲しい時があります。移動すると見え方が変わります。道路
沿いに島の88めぐりの石仏が安置。全部まわれませんが、いく
つか見ました。1番所もありました。
唐船地区が見えてきました。緑色のかわいい山があります。
地図に金山と書いてありました。それよりも気になるのが手前の
砂浜です。小山と書いてありましたが名所なのでしょうか。素敵
な雰囲気です。
小山の海岸に近づいたら洞門がありました。砂浜を歩いてくぐ
れそうです。帰りに行きます。おもしろいところを見つけました。
きれいな景色です。海岸にゴミが多いのが反省点かも。
北木島の形が変わったと思ったら、大飛島が見えていました。
民家や道路も見えます。まだ行ったことがない笠岡市の島です。
大飛島の様子もいつか見に行きたいです。
てくてく歩いて民家が増えました。唐船地区に入っています。
「からふね」でなくて「とうせん」なんですね。昔は「洞仙浦」
と呼ばれていたそうです。地震津波で沈んだ街があるそうです。
正月の明神社にお参り。毛が長いねこがいました。島にねこが
いたらほっとします。島民がいやされてるだろうなぁと思って。
近づいてきませんが、まるまるして健康そうです。
ここまで来たら少し路地を歩いてみます。車道の上に海水を引
き込む黒い配管ホースがたくさんありましたが、各家まで続いて
いるようです。公道でないから道上にぶら下げているのでしょう。
私道の路地を歩かせてもらいます。港町の景色です。崩壊した
民家がいくつかあり寂しく感じます。人が住まなくなって崩れた
ようです。宿があり、奥に進むと堤防が見えてきました。
南の景色が見えるとは思いませんでした。地図を見たら確かに
南側の海岸です。砂浜があって海水浴場になっているようです。
この海のどこかに沈んだ町の跡があるのでしょうか。西側を見る
と、お昼に登った高山がありました。近くです。
ゆっくりできないから戻ります。黒猫もいました。静かですが
子供2人に出合いました。帰省しているのかも。自販機があった
ので、あったかいコーヒーを買って飲みながら歩きました。
今度は小山の砂浜を歩きます。錆びた船の部品が転がって遺跡
みたいです。流れ着いたのでしょうがゴミもあります。いよいよ
洞門です。穴があったらくぐってみたくなりますね。
くぐる時に海が広がってくるので感動的です。海の向こうは福
山の工場地帯。岩場が少しあってフジツボがついています。観光
案内板はありませんが、上にあがれる階段がついていました。
まだ咲いている黄色いツワブキを見て車道にでます。
同じ道を戻ります。この時間は山陰で日が当たらない道です。
数台車が通ったので港に向かったのでしょう。私も急ぎます。
やがて漁港の向こうに港が見えるようになりました。
まだ10数分時間があります。景色を撮影しながら港に到着。
そのままフェリーに乗りました。船室に入らずに景色を眺めます。
天狗山や高山に日が当たって明るい景色でした。
15時40分出向。走島から離れていきます。高山に登れて、
唐船地区に行けてよかったです。少し揺れて酔いそうですが、
正月の瀬戸内海を眺めて鞆港に16時すぎに戻りました。
バスが出たばかり。正月時刻で次は28分。鞆港を少し散策。
古い建物が残る情緒あるところです。常夜燈も見ました。その後、
福山駅に移動して帰りました。
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