昨日広島から移動して、真庭市の櫃ケ山と雨乞山(あまごいせ
ん)に登りました。計画通り2山登れたのは成果。秋分の日、昼
が短くなってきたと感じます。5時半に明るくなってきたので、
下湯原から近い三坂山に向かいます。
下見していたから道がわかりやすいです。山際の広い路肩に駐
車してスタート。6時5分。釘貫川の音が心地よいです。三坂橋
を渡って川沿いに登ります。米子道から離れていきます。
民家が続きます。オーストリッチファームの道と分かれて上へ。
まだ民家がありました。犬が吠えています。最終民家の先から地
道になります。空気はひんやり。静かな谷の道。
大雨災害があったのか崩れているところがありました。土嚢が
積んであるから車が入れません。どこかやられているのでしょう。
石が転がる道をひたすら歩きます。大山みち、昔の人が行き来し
ていた街道。
草が生えているところは朝露で靴が濡れます。濡らしたくない
なぁ。首切地蔵に到着。安全をお祈りします。ここに一揆につい
て説明板がありました。首謀者のさらし首を行った道だそうです。
怖い!たいへんな時代です。
広い駐車場跡がある林道終点。大山みちと三坂峠の説明板があ
ります。まだ7時前、ここから山道。昔の街道の雰囲気がでてき
ました。すぐに題目石、なんて書いてあるのかな?
ゆっくりと登ります。虫がいない朝は歩きやすい。休憩舎に到
着、続けて登ります。また休憩舎、今度は前に釜地蔵がありまし
た。石に囲まれて釜戸みたいな感じです。
しずかに上がります。ササが触れるところもありますが、ひど
いヤブはありません。手入れして下さってます。あっ分岐?
左の方がいいのかな? 展望岩経由の道ですが、この時はわかり
ませんでした。下山時は右から戻っています。
摺鉢山への山道があるようです。尾根の道は展望岩があって南
東の景色が望めました。津山の方です。晴れて明るい景色、遠く
は白っぽい。近くの高い山が三坂山。まだあんなにあるの?
と思います。道沿いに下ったら道祖神の分岐でした。
7時半前、先に山頂めざします。ほんとにあと700mかな?
はっきりした道ですが急です。滑らないようにふんばりました。
500m先の小峰ピークまで17分、少し下ってから登りですが、
あと200mだそうです。
やはり最後の坂は急。息が切れます。大山みちから外れるから、
昔の人もあまり来ていないと思います。ピークの草木も背丈が高
めです。7時51分、標高903mの三坂山に到着。
日が当たっています。日焼け止め使用。広くない山頂、北西、
北、北東、東の景色が望めます。昨日登った雨乞山と櫃ケ山を確
認。ほんとに近いと思います。このあと登る星山は木が邪魔。樹
間から少し見ました。
風で枝が揺れています。下蒜山、中蒜山、上蒜山が見えます。
そして左に大山。雲に隠れています。蒜山高原もうっすら見えま
す。日本海は見えないようです。ふもとの米子道や湯原温泉大橋
を確認。
13分休憩して十国峠に下ります。岩場の道は展望がよくて、
南東の景色が望めます。広戸仙や那岐山が見えてるはずだけどわ
かりません。案内図があればなぁ。
植林に入ります。道が細くて目印少ないので不安。南東方向の
時はあやしく感じました。たまに赤テープ。木をつかんで下りま
す。広めの道も急。やがて道標が見えて十国峠に着きました。
雰囲気がよい木陰の峠。茶屋があったところです。昔は植林が
なくて景色がよかったのでしょう。大山みちで道祖神に戻ります。
どうしてこんなに道が広いのだろう?林業の車が入ってるのかも。
8時半過ぎに道祖神に戻りました。周遊に1時間使用。このあ
とはどんどん下ります。ペース早くなったけど、石を踏むから足
つぼマッサージみたいな気分。こけないように注意。
30分かからずに登山口に戻りました。ここからゆるやかな林
道。スニーカー着用、ストックをついています。リズムよく下っ
て首切地蔵に戻りました。さらに下ります。
石積を見て舗装路にでます。民家の前を下ります。稲刈りが終
わった田んぼに日が当たってきれい。川の音を聞きながら三坂橋
に戻りました。約3時間半の山行。ひとり山に登って行きました。
さらに明るい景色が見られるでしょうね。私は星山へ。
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