今年の5月に、三次の高谷山と尾関山に行ったばかりです。
その時に比熊山のまわりを車で一周して、登山口を確認していま
した。梅雨と台風の影響で雨が多くなりそうです。
予報を見て日曜の午前中に登りました。
尾関山の駐車場を使う予定でしたが、伐採作業で使用できませ
んでした。太歳神社側の広い車道脇に車を泊めて登ります。
逆コースになりました。空は曇っています。
まずは石の鳥居をくぐって神社に参拝します。太歳は「ださい」
と読むから悩みますね。大歳神社かと思っていました。本殿の左
に山道の入口があります。すぐに赤い社があります。ここでスマ
ホのネットを見てから歩きました。
案内札がありますが、古くなって字が消えています。直進した
ら墓地です。分岐を右に登っていくと、墓地の上の展望場に着き
ました。蚊がいるのが難点です。大師堂もあります。
まずは南西にある高谷山を眺めます。電波塔があります。そし
て尾関山の左に三次の町が広がっています。あまり高い建物はあ
りません。チェーンソーの音がしばらくうるさくひびいていまし
た。撮影した動画もうるさいでしょう。
大師堂参拝後は、暗い山道に入ります。曇っている影響と、植
林の陰だからでしょう。しばらく蜘蛛の巣が多かったです。落ち
葉が残っている山道をじぐざぐに登っていきます。
石があります。文字が刻んであるのと、お地蔵様が彫られてい
るのがあります。番地蔵です。山上までに88あるそうです。
ひっくり返っているのがあるから、雨などの被害のようです。
専門家に任せます。触ったらいけないでしょうね。
高くない山だから、すぐに稜線の道になりました。ゆるやかに
なります。山上の手前に案内板が光っていました。「たたり石」
と書いてあります。神籠石です。触ったらたたられるそうです。
神籠石は神様が宿っています。「稲生物怪物語」では稲生平太
郎少年が、肝試しをしてこの石に木札を結びました。その後 7月
1日から30日間さまざまな物怪が襲ってきたそうです。
その後すぐに広い山上になりました。三吉氏の城跡です。昔は
建物があって、人々が往来していたことでしょう。今は植林され
ています。新しく丸太椅子が作られていました。南の展望は下山
時にして山頂に上がります。
一段高いとこが山頂と思うのですが表示がありません。地図で
もここですが、、、とりあえず撮影。
標高は332mです。ヒノキの枝切がしてあるから、山上は明る
かったです。山頂からの展望はありません。
山上を散策します。もしかしたらここよりも高いところがある
かもしれません。ヒノキの枝の上を歩きます。けっこう太いけど、
折れたら穴に足がはまりそうです。石垣を下って北に見えるピー
クに向かいました。
ピンクリボンがあちこちにあります。目印ですが、山上を囲っ
ている感じです。境界石もあります。北のピークも確認しました。
特になにもありません。
あっ、動いた!マムシです。50cmくらいでしょうか。
ビデオで撮影。逃げていきました。
山上を反時計まわりしています。森林浴にはよいです。ヒノキ
の良い香りがしています。元気になりそうです。最初のピークに
戻って、下山開始します。
この時に南の景色を眺めました。木の間から三次の町が見えま
す。あとで引き返すことになる赤い橋(巴橋)がよく見えました。
神籠石を左に見て下ります。下りは早いです。もう蜘蛛の巣は
ありません。倒木を一本またぎます。墓地に戻りました。舗装路
を下りずに山道を下ります。
鳳源寺の義士堂に下山するつもりです。反対ルートでまわって
も楽しいだろうなと考えながら歩きましたが、その願いはすぐに
かなうことになります。
初めての山道ですが、古い墓石を見ながら義士堂に着きました。
ここには木彫りの人形が納めてあります。石段を下って鳳源寺の
本堂に参拝します。境内には大石良雄公お手植えの桜があります。
道路側から尾関山が見えました。
お寺を後にして車道を歩きます。比熊山をたまに眺めています。
このあと少し街中を歩いて、古民家や酒造所を眺めて歩きました。
人は少ないけど、車はたまに通ります。昔の写真が壁に展示され
ていました。
太歳神社前に戻りました。車に乗って着替えます。ザックが開
いていました。木に引っ掛かった時に引っ張られたのでしょう。
今回は安い買い物用のザックを使っていました。注意しなくては。
車で移動して帰ります。
巴橋を通過してとまりました。青い手ぬぐいがなかったのが気
になっていたのですが、携帯電話もないからです。やはりどこに
もないから山で落としたようです。仕方ないので戻ります。
今度は鳳源寺側から逆に登って探すことにします。たまに雨粒
が落ちるようになりました。青い手ぬぐいといっしょだと見つけ
やすいはず。
義士堂を通過して山道になると青いものが見えました。早く見
つかってよかったぁ。って青いビニール袋でした。
この時左ポケットをさぐったら手ぬぐいがでてきました。しま
ったぁ。黒いケースを探さなくては。電話だけならオレンジ色で
目立つのに。。。
とにかく山上へと上がります。途中に穴を見つけました。こん
な状況でも写真撮っています。逆ルートの時間記録にもなります。
山頂に着いてからは同じルートでまわります。枝の間に入って
いたら見つからないでしょうね。誰かいたらかけてもらえるのに
残念。スマホ持っていますが、通話機能は外してあります。
ゆっくりできないから普通の速さで歩いて探しました。木に引
っ掛かったところは念入りに見ました。ないから下山します。
少し雨が降ってきました。ドコモに行って買い直しをすること
を考えていました。
太歳神社でスマホでネットを見ていた時に、携帯電話をズボン
からザックに入れたのを覚えています。ここに落としているかも。
でもありませんでした。結局ないまま移動します。コンビニの
公衆電話でかけてみると音が鳴ります。どこかにあります。留守
電に拾った方によろしくとメッセージを残しました。
今回は仕方ないです。反省点です。携帯電話持ってまた山に登
ろうか考えたけど、雨で壊れていそうです。この時、ひとつの希
望だけはありました。私は携帯電話持っていたのかなぁと。。。
いつも持ってでています。家に帰ったら、あったんです。山に
ないはずです。たたり石の影響でしょうか。おかしなことがある
もんです。
ネット見た時に入れたケースはデジカメケースだけだったのか
もしれません。今回、山で携帯電話をなくした時のことをいろい
ろ想定できました。どっと疲れました。
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