厳島神社に初詣に行きました。今年はいつもと違って、朝早くから参拝者が多いです。昨年の大河ドラマの平清盛の効果がでているようです。夏は山にいたシカも麓に下りてきているようで、たくさん見かけました。神社のある浜は干潮でした。まず最初にお参りします。その後、大願寺に参拝して、もみじ谷に向かいました。
ロープウェー紅葉谷駅があります。少し戻るように道を下ったら、包ヶ浦への遊歩道があります。整備された道に入って登りました。樹林帯ですが、ところどころに展望があります。ロープウェーが見えるので、めざす榧谷駅もわかります。さらに上がると、シダが増えてきました。朱の鳥居が見えてきます。
博奕尾は、毛利元就公が奇襲をしかけたところです。兵士が息をひそめて下っていったことでしょう。包ヶ浦との分岐で、狭くなった道を登ります。やがて東の展望がよくなって、西能美島が見えてきます。大きな岩もめだってきます。朝日で海がきらめいていました。
榧谷駅の下をくぐります。乗換駅です。ここから2台のロープウェーの動きを見ながら歩きました。ゆるやかになっています。岩の上は、邪魔な木がなく景色を楽しめます。そして獅子谷駅に到着しました。人が増えます。
弥山に行く前に、展望台に立ち寄ります。岩の上から、ロープウェーを眺めるのもおもしろいです。西には弥山が見えています。岩がある山上です。東には瀬戸内海の景色が広がっています。こちらは山頂からも楽しめます。駅の中に立ち寄って、写真を眺めてから、弥山本堂に向かいました。
セメントで舗装された山道を歩きます。今年は凍っていないので、すべる人はいません。まず霊火堂で火を拝みました。そして弥山本堂に参拝します。三鬼堂では祈願をお願いしました。お経と太鼓が響きます。その後、岩場を歩いて山頂に到着しました。今年3月に解体する展望台はこれが見納めでした。上から鳥居も眺めます。瀬戸内海の景色も美しく、駒ヶ林や岩船岳もよく見えます。山頂には、やはりシカがいました。かわいいです。
下山時に干満の岩を見てから、大聖院へと向かいます。昨年再建されたばかりの仁王門を通ります。台風の災害で壊れていました。分岐から、きれいな山道を下ります。茶屋跡の東屋からは、厳島神社がよく見えます。足をいためないように、ストックをうまく使って下りました。大聖院が見えてきたので、白糸の滝にちょっと立ち寄ります。冬はつめたそうな景色です。
大聖院ルートの登山口を振り返ってから、町通りを歩きます。シカもでてきました。人混みを避けて町屋通りを見物します。その後、お土産を選んで、桟橋から帰宅しました。日があたるとポカポカして気持ちのよい瀬戸の山歩きでした。風はかなり強かったです。
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